【ヨコハマ】Rubber Sole:GEOLANDAR I/T-S

2015.11.19

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    • タイヤ
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  • 急な降雪や凍結は、もはやどんな地域においても 起こりうる"常識"。 愛車の冬支度を怠れば、さすがの4x4 & SUVといえども宝の持ち腐れになってしまうのは必至だ。 準備はまず、脚もとから。 スタッドレスタイヤに履き替え、冬のトラブルに立ち向かおう! (文章:高坂義信)


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GEOLANDER公式ページ

 

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四駆こそ、冬支度を!

ここ数年の異常気象(?)のせいか、都市部に住んでいるとはいえ、他人事ではなくなった冬の「降雪」や「凍結」。もはや”常識”となった厳しい冬への備えは、すべてのクルマユーザーにとって必須のものになったと言えるだろう。

 

とりわけ、スタッドレスタイヤの装着はいの一番に考えたいこと。4×4 & SUVユーザーならなおさらで、せっかくの4×4ならではの走破力も、タイヤが夏仕様のままでは宝の持ち腐れ。その実力も発揮できずに終わってしまう。逆に言えば、4×4 & SUVにスタッドレスタイヤを装着すれば、鬼に金棒! 大雪でも、凍結路でも、これ以上にない頼もしさを見せてくれることだろう。

 

そんな4×4 & SUV専用スタッドレスタイヤとして、多くのユーザーからの信頼を集めているのがヨコハマタイヤの「ジオランダーI/T-S」だ。その理由はもちろん、走りのパフォーマンス。冬の道をしっかり走りきる、という意味でも重要なファクターなのだ。

 

あらゆる路面をカバーする”ジオランダー I/T-S”の実力

圧雪路や積雪路、そして雪が半分溶けたようなシャーベット状の道は、ジオランダーI/T-Sの得意とするシーン。ここが滑りやすい雪の上だということを忘れさせてしまうくらい、ブレーキやハンドルに対する応答性は良好。普通のドライ路面を走っているかのように自然にドライブできる。

 

都会でも急な天候の変化で、膝下くらいまで路面が雪に覆われてしまうこともあるが、4×4 & SUVの駆動力に、I/T-Sのグリップ性能、雪に対する剪断性が加われば、ほぼ問題なく走りきってしまえる。

 

また最近の4×4 & SUVは、いわゆるトラクションコントロール機能を備えているクルマも多いが、その良さを生かすのも、駆動力を最終的に路面へ伝える、タイヤの能力があってこそ。ジオランダーI/T-Sを履けば、直進性を乱さない、安定した挙動でカーブを曲がれるなど、今どきのトラクションコントロールの”賢さ”を、さらに実感できるはずだ。

 

そして首都圏の都市部ではなかなか出会うこともないだろうが、郊外や豪雪地でよく現れるのが、交差点の手前や日影にできた、雪が踏み固められ、磨かれたようなアイスバーン。こんなシーンでもI/T-Sの、路面に引っかかるような感触は確認できた。信号待ちからの発進も、スムーズそのものだ。

 

もちろん、こういった路面では、それでも細心の注意が必要。ブレーキ、アクセル、ハンドルなど、急のつく動作は、どんなにグリップのいいスタッドレスでも禁物だ。

 

こうした氷雪路性能の高さに加え、ジオランダーI/T-Sで、もうひとつ印象に残ったのが、通常のオンロード、つまりドライ路面の快適な走りだ。高速道路を走ってもタイヤノイズはまったく気にならないし、昔のスタッドレスタイヤのようなふらついた感じもなく、直進安定性がとても優れている。レーンチェンジを行った際も、リヤが残ってしまうような挙動がなく、全体に引き締まった乗り味を提供してくれる。

 

さらに高速道路を降り、山道に入っても、コーナーでタイヤがヨレることもなく、通常のオールシーズンタイヤのような感覚で走れる。4×4 & SUVは車高が高く、どうしてもロールポイントが高くなるが、それもピシっと抑えてくれるように、脚もとに安心感がある。

 

リリースされ、7シーズン目になるジオランダーI/T-Sだが、すでに使用しているユーザーからは、その効きの持続性……つまり “もちのよさ” でも好評を得ている。このドライ性能と、もちの良さなら、しかるべき降雪・凍結に備え、早い時期から装着しておくことも、オススメしたいところだ。

 

豊富なサイズラインナップ

最後に、ジオランダーI/T-S、充実のサイズラインナップについても触れておこう。4×4 & SUV専用スタッドレスタイヤとして、ほぼすべての純正サイズが網羅されているのだ。

 

たとえば、特にSUVと呼ばれるクルマは大径リム、ロープロファイルなサイズを標準採用するケースが多いのだが、I/T-Sはしっかりフォロー。今回、試乗したランドクルーザープラドやJeepグランドチェロキーの純正サイズ「265/60R18」はもちろん、リム径19〜21インチを装着する欧州ハイパフォーマンスSUVに対応するサイズも揃えられている。

 

そしてオンロード派だけでなく、オフロード派にもうれしいのが、LT(ライトトラック)規格のサイズも用意されていること。ジムニーやランドクルーザー、FJクルーザーなど本格オフロード四駆の純正サイズはもちろん、それらより一回り大きく、リフトアップに対応するサイズも充実しているのだ。

 

4×4 & SUVユーザーの使い勝手やニーズ、そしてパフォーマンスを的確に捉えた「ジオランダーI/T-S」。大きな信頼を集めるにふさわしいスタッドレスタイヤ、といえるだろう。

 

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「トリプル吸水ゴム」、「ブラックポリマー」などによるコンパウンドで、永く、氷雪路性能を発揮。また3Dパワーベルトリブ&ベルトブロック、トリプルピラミッドサイプなどの採用で、氷雪路の制動性能はもとより、オンロードでの剛性のある乗り味を実現した。

 

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ランドクルーザープラドに装着したのは純正サイズの265/60R18。I/T-Sのグリップ性能とプラドのトラクションコントロールは相性よく、高い直進安定性を実現。ブレーキやハンドルの応答性も違和感ない。

 

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圧雪路や積雪路はジオランダーI/T-Sのもっとも得意とするシーン。ハンドルを握った瞬間から少し、重みのようなものを感じるが、それはタイヤの接地性が高まっている証拠。

 

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交差点や橋の上、日影に現れるアイスバーンでも、ジオランダーI/T-Sの氷上性能により、ブレーキング、そして停止時からの発進は、いずれもスムーズ。ただしムリなドライビングは禁物だ。

 

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こちらも優秀なトラクションコントロールを持つ、グランドチェロキー。ジオランダーI/T-Sは安定したグリップを発揮し、あらゆるシーンで、その良さを100%、引き出してくれた。

 

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Jeepグランドチェロキーに装着したのも純正と同サイズの265/60R18。雪が溶けて水たまりになったウェット路も、ジオランダーI/T-Sは安定した走行を披露。排水性のよさはオールシーズンタイヤやオールテレーンタイヤと同等レベルを確保している。

 

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ドライ路面や高速道路の走行ではまず、タイヤノイズの少なさが印象的。乗り味も引き締まっていて、タイヤのヨレる感じはまったくない。快適さやワインディングの操縦性もオールシーズンタイヤのようにこなしてくれる。