【イベント】ジムニーワールドフェス with GUYS CUP

2015.11.12

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02guys_ノーマルクラス

赤い軍団”Naughtiest Guys”(ノーテストガイズ)がホストに徹す
3回目を迎えた「GUYS CUP」開催

“赤い軍団”と呼ばれ、全国各地で開催されている”ジムニートライアルレースチャンピオンシップ(通称:JSTC)”の牽引役でもあるクラブチーム 「Naughtiest Guys(ノーテストガイズ)」。JSTCのジャパンファイナルにチーム員の多くを送り込み、東北デビジョンでは、常にトレードマークの赤いジャンパーを 羽織り、表彰台に立つ。常勝を期待され、一方全国のライバル達からは「ガイズに勝つ!」と叫ばんばかりの熾烈な戦いは、これまで幾度となく本誌で取り上げ させて頂いた。

 

そんな彼らが、年に一回、ホスト役に徹するイベントレースがある。それが「GUYS CUP」だ。

 

サーキット会場で開催されている「ジムニーダートレース」コース場に、この日ばかりは、色鮮やかにカラーリングされたNaughtiest Guysクラブ員たちのクルマがいない。

 

場内に流れるレース解説には、ノーテストガイズ会長吉田氏が担当し、スタート&ゴール付近には松本氏や佐藤氏、オフィシャルには障子口氏…。レースを 賑やかにしてくれるはずのNaughtiest Guysのメンバー達は、オフィシャルやスタッフとして、凛として行動し、緊張感高まるレースをメイキングしていた。

 

「ノーマル」と「エキスパート」の二クラスで行われた「ジムニーダートレース」。決勝レースは2ヒートの合計で順位が決定されたが、15台以上のジムニー が、コース内を一斉にスタートし競り合う姿は、観ているものにもドキドキ感を与えてくれた。選手達の走りは、Naughtiest Guysメンバー達に「今日も、一緒に走ろうぜ」と、訴えかけているかのようにも受け取れた。

 

レースを終えた選手達の近くに身体を近づけると、こんな声が聞こえて来た。
「やっぱりNaughtiest Guysのメンバー達と、今日も走りたかったな…」。

 

もともと、サービス精神が旺盛なNaughtiest Guysの面々だけに、彼らのおもてなしは、本当に素晴らしかった。東北のジムニーレースを牽引してきたNaughtiest Guys。ひとつのクラブチームが、15年以上にわたり、今なお現役のクラブとして運営を続けていることだけでも希有なことなのに、今なお第一線で全国で 戦っている彼らに、心から賛辞を贈りたい。

 

そして本音を一言。
「ホスト役に徹した彼らも格好良いが、選手としての彼らは、やはり魅力的だ!」。

 

ジムニー祭り復活を宣言!

表彰式、じゃんけん大会…閉会式が滞りなく進み、もうひとりの主催者であるエヌズステージグループ代表矢羽々氏がマイクを握った。

 

「来年5月28、29日の二日間。本会場にてジムニー祭りを開催します!当コースの運営会社に、今予約を入れて参りました」と、ジムニー祭りの復活が高らかに宣言された。

 

古き良き時代のイベントとして記憶に留め、この一年間を戦い、見守り続けて来た選手やギャラリーからは、安堵や喜びの表情が浮かんでいた。

 

自然と涌き起こる穏やかな拍手。

 

それは、ジムニー祭り復活への喜びと、ホスト役としてレースを運営してくれたNaughtiest Guysへ向けられた温もりを感じるものだった。

 

03guys_エキスパートクラス

エキスパートクラスでは15台が、そしてノーマルクラス(写真:本文上)では18台がエントリー。サーキット会場を10数台が一斉に走り、抜きつ抜かれつするレースは圧巻だった。来年はシリーズ戦として企画が進んでいるという。

 

04guys_予選

予選会は、一台ずつがコースに入り、サーキットコース一周のタイム計測にて、決勝レースのポールポジションが決定された。ジムニーのワンメイクレースとして開催。

 

05guys_同乗

Naughtiest Guysメンバーによる「同乗体験走行」。サーキットコース内を本番さながらの走りは、ちびっ子や女性から好評だった。ちなみに、私もメンバーのマシンに 乗せてもらった。常に5,000〜6,000回転域で走ってくれたが、助手席に座らせてもらった私の身体は殆ど揺れなかった。「私も、良い経験をさせてい ただきました!」。

 

06guys_表彰式

写真(上段)は、ノーマルクラス上位入賞の皆さん。そして写真(中段)は、当日賞と表彰式後に行われたじゃんけん大会の様子。そして写真(下段)はエキス パートクラス上位入賞の皆さん。「上位入賞、そして豪華な景品を手にすることが出来た皆さん、おめでとうございます!」。

 

07guys_メンバー

GUYS CUPを主催したNaughtiest Guys(岩手県)の皆さん。常勝を目指す彼らは、”赤い軍団”と呼び親しまれ、常にエントラントとしてイベントレースを牽引して来た。そんな彼らも、本 日は完全なホスト役。司会にオフィシャル、会場設営、集計…。「本当にお疲れさまでした」。

 

08jimworldfes_ブース

「GUYS CUP」が行われたレース会場の隣では、エヌズ・ステージ主催の「ジムニーワールドフェス」が共催された。エヌズステージグループによる新車コンプリートカー&デモカーの展示や、自動車関連業者らのブース展示会を開催。掘り出し物のパーツも!

 

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ジムニーワールドフェスでは、「キッズカートスクール」が開催された。講師はプロレーシングドライバー佐々木雅弘氏(写真:上段中央)。この経験が、未来のF1パイロットやWRCラリードライバーとして選手を育成・輩出するきっかけとなるかもしれない!

 

10jimworldfes_クレイジー

ドリフトや360°回転しながら進むアメリカ生まれの「クレイジーカート」体験会も併催。カートはちょっと…というちびっ子たちが、楽しそうにハンドルを握っていた。