ジムニーJB64 & JB74シエラ4型オーナーへ朗報!!
2024.8.7
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カスタムカー
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スズキ
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4型も、これでタニグチリアバンパーに交換出来る!
ジムニーJB64/74シエラの4型から、パーキングセンサーが標準装備となった
これにより、リアバンパーをタニグチ製他に交換するとシステムエラーが発生してしまう
それを解消してくれるのが、ここでご紹介する「パーキングセンサー移設カバー」だ
この救世主に加え、新たにラインナップされた「フリクションドアオープナー」と、
リア周りに遊び心を与えてくれる「クロステールガーニッシュ」も合わせてご紹介しよう
4型ジムニー&シエラも、安心カスタマイズ! 「パーキングセンサー移設カバー」
2018年にフルモデルチェンジを果たしJB64/74となったジムニー&シエラは、今年4月、はやくも4型となった。モデルチェンジから6年足らずでだ。型式変更の速さには戸惑いを隠せないが、法律に対応ゆえ、となれば致し方なしだ。
なかでも、パーキングセンサーが標準装備となり、リアバンパーを市販されている商品に交換するとシステムエラーが発生してしまう…。新車のジムニー&シエラを手に入れ愛車をカスタマイズ! と心踊らせていたオーナーは、落胆の日々を送っていたのではないだろうか。
そんな4型オーナーたちの悩みを解消してくれるのが、ここでご紹介するタニグチ「パーキングセンサー移設カバー」だ。
4型ジムニー&シエラには、角度が異なるセンサー(純正)が、左右それぞれ2つずつ配置されているのだが、上段写真のタニグチ・FRPリアバンパーに装着された「パーキングセンサー移設カバー」は、純正と同じ角度となるよう設定(タニグチ・ダブルリアバンパー/スチール製にも対応)されている。
静かな佇まいの「パーキングセンサー移設カバー」の取り付け方法は、両面テープとボルト留めとカンタン。裏側には泥除けのためのカバーが、そして下側には水抜き穴も用意されている。なお、バンパーの形状が異なる他社製品へ装着する場合は、ふたつのセンサーを結ぶ部分を切断し、角度調整を行なった上で装着が可能だ。ただし、取り付けができない形状もあるため、まずは専門店でご相談することをオススメしたい。
ところで、取材ではオフロードサービスタニグチ代表 谷口さんに、駐車しているJB64(4型)後方を歩いてもらった。さらに、10cmのポールをリアバンパーから20cmと100cm、規定されている角度に置き実験も行なったが、いずれもパーキングセンサーは人や障害物を検知。正常に作動していたことを、最後にお伝えしておこう。
シッカリ止める! 無段階で止まる!! そして、開閉角度は最大90°!!!
次にご紹介する製品は「フリクションドアオープナー」だ。
タニグチでは、バックドアを少しでも開けてしまうだけで最後まで開き切ってしまう「純正ダンパー」に対し、2段階で止める「ツーストップドアオープナー」を、その後、無段階でドアを止める「フリーストップドアオープナー」をリリースした。そして、この「フリクションドアオープナー」は、シリーズ第三弾ということになる。
この「フリクションドアオープナー」は、バックドアがどの位置にあってもシッカリ止めてくれるダンパーだ。シリンダー径を太くさせ内部の圧を高めたことで、例えば大径タイヤやアウトドアギアを背負っても…、どこでもシッカリ止めてくれる。(ちなみに、フリーストップドアオープナーは開き具合が小さいと、ドアの自重に耐え切れず閉まってしまうことがあった)
さらに、ダンパーのストローク量が大きくなったことにより、バックドアの最大開閉角度は90°(純正から2ストップ/フリーストップドアオープナーは、いずれも80°)となった。後ろの壁を気にすることなく、そして荷物の積み降ろも格段とラクになったのだ。
なお、個体差もあるのだが、「フリクションドアオープナー」装着当初は、開閉時に音を発生させてしまう。しかし、ダンパーが馴染んでいくと、この音も次第に小さくなっていくので、積極的に活用して恩恵にあずかりたい。
ジムニーに、さらなる個性と機能性を! “モノ創りのタニグチ”の進化は、これからも続く…!
(文:水島 仁/写真:浅田トモシゲ)
4型ジムニー&シエラも、これでOK!
4型ジムニー&シエラには、角度が異なるセンサー(純正)が、左右それぞれ2つずつ配置されている。タニグチ製ダブルリアバンパーに装着された「パーキングセンサー移設カバー」は、純正と同じ角度となるよう設定されている。他社バンパーへの対応も可能だが、その際は角度調整が必要となる。
JB64 4型で、実際にテストを行なってみた
駐車している4型ジムニーの背後を、谷口さんに歩いてもらった。すると、警告音とともにモニターには谷口さんの姿が映し出され(写真:左)、メーターの間にある表示計(写真:右)でも、人もしくは障害物の位置関係をドライバーに伝達してくれた。
さらに、直径10cmのポールを障害物に見立てセンサーが反応するかを実験。バンパーからの距離が20cmと100cmの位置に、そして決められた角度にポールを置きテストを行なったが、いずれも正常に作動していた。移設カバーを装着すれば、車検もクリアとなる。
ウレタン樹脂製ゆえ塗装もOK
ブラック樹脂の「パーキングセンサー移設カバー」はフィッティングが良く、存在感を主張しないため、そのまま装着するだけで十分。しかし、移設カバー本体の材質がウレタン樹脂であるため、リアバンパーと同色に塗装することも可能だ。オシャレに敏感なジムニーオーナーには嬉しい!
ドアの開閉角度は、なんと90°! フリクションドアオープナー:¥28,600(税込)
純正ダンパーならびに、これまでのツーストップドアオープナーやフリーストップドアオープナー装着によるバックドアの開閉角度は、すべて約80°だった。
一方、「フリクションドアオープナー」は、いずれのダンパーよりもストローク量が大きくなったため、ドアの開閉角度は90°を実現する。これなら、荷物の積み降ろしは格段ラクになる。
三種類のダンパーを比較
フリーストップドアオープナー(写真:中段)と、純正ダンパー(下段)に比べ、写真上段にある「フリクションドアオープナー」は、ダンパー本体を長くしたため、バックドアの開閉角度は90°となった。そして、シリンダー径は太く、ドアを止めるに十分なパワーを手に入れた。
購入前に、愛車のチェックを!
この写真のJB64には、リアラダーが取り付けられているのだが、ボディーとの隙間はギリギリだった。「フリクションドアオープナー」を装着すると、ドアの開閉角度がこれまでより大きくなるため、リアラダー等を装着している場合は、バックドアとの干渉の有無をチェックすることが必須だ。
ただ貼るだけ! 「クロステールガーニッシュ」:¥11,000(税込)
純正のテールレンズのバックとウインカー部に貼り付けるクロス型ガーニッシュ。バンパー素地に近いABS樹脂製黒シボ加工仕上げのため、塗装をせずに使用が可能だ。両面テープで貼り付けるだけでリア周りにアクセントを与えてくれる。点灯・点滅すると「X(クロス)」の文字(写真:右)が、浮かんでくる。ジムニーJB64/74シエラ用。
追加の反射板は不要!
従来の「テールランプガーニッシュ」(写真:下部)は、純正の反射板を許容範囲以上に隠していたため、追加の反射板が必要だった。対して、JB74シエラに装着されている「クロステールガーニッシュ」は、反射板を隠さないため、ただ貼るだけでOK! だ。もちろん、車検にも対応する。
オフロードサービスタニグチ公式サイト
https://www.ors-taniguchi.co.jp