マレーシアで新型コンパクトSUV「アルス」を発売開始! 〜ダイハツ工業

2019.1.25

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ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)のマレーシアにおける自動車生産・販売の現地合弁会社プロドゥア(セランゴール州)は、国民車「アルス(ARUZ)」を1月15日に発売した。
 
プロドゥアは、マレーシア第二の国民車メーカーとして、小型車を中心にラインナップを充実。新発売した「アルス」は、同社の「アジア」「ベザ」「マイヴィ」に続くプロドゥア構造改革第4弾のコンパクトスタイリッシュSUVとなる。
 
世界的なSUV人気は、マレーシア市場でも同様。国民車メーカーであるプロドゥアが、多くのユーザーにお手頃価格のSUVをお届けすべく新開発した。
 
ベース車両は、2017年11月インドネシアでフルモデルチェンジを果たしたコンパクトSUV「テリオス」となるが、内外装デザインや室内のユーティリティー装備などは、マレーシアのユーザーに最適なモデルとなっている。
 
また、マイヴィで採用した衝突回避支援システム「スマートアシスト(現地名:Advanced Safety Assist)」はより進化。「先進技術をみんなのものに」を掲げるダイハツグループとして、ここマレーシアでも先進の安全・安心装備普及に向けた取り組みを加速させている。
 
「アルス」は、トヨタ自動車株式会社にも「ラッシュ」としてOEM供給を行なっており、プロドゥアとしては初めてのトヨタ自動車向けOEM供給となる。
 
ダイハツは今後も日本の軽自動車で培った技術やノウハウを生かしたクルマづくりを推進。さらにアセアン地域での自動車の普及および産業、人材育成に貢献することを掲げている。

 
【主な特長】
◆デザイン:マレーシア市場のニーズを取り入れたスポーティーなフォルム
◆パッケージ:7人乗車に加え、荷物の積載も可能な広い室内空間
◆安全性能:進化した衝突回避支援システム「スマートアシスト」を採用
◆環境性能:アイドリングストップ機能の採用などにより、マレーシアのエコカー政策であるEEV政策に適合する高い燃費性能
◆経済性:お求めやすい価格設定
◆クオリティー:ダイハツの生産コンセプト「SSC(シンプル・スリム・コンパクト)」を取り入れ、グローバルレベルの工場改革を推進する「PMSB」生産により、高い品質を実現

 
【主要諸元】
●駆動方式:FR
●エンジン:1.5ℓ 2NR-VE(1,496cc)
●トランスミッション:4AT
●乗車定員:7名
●ボディーサイズ:全長4,435×全幅1,695×全高1,740mm