三菱自動車工業株式会社は、軽商用車『ミニキャブ トラック』の安全装備を強化した他、5速M/T車にアイドリングストップを追加して燃費向上を図るなど一部改良を実施。全国の系列販売会社を通じて販売を開始した。

ミニキャブ トラックは、荷台フロア長が2,030㎜と広く、荷台床面地上高は650㎜と低いため、多くの荷物を積載できて積み下ろしがしやすく、また室内幅が1,310㎜とゆとりある室内空間を確保する。

最小回転半径も3.6mと小回りが利き、ショートホイールベースで悪路走破性が高く、積載時の重量バランスにも優れていることも特徴だ。

グレードは充実装備の最上位グレード「G」、農業等での利用に適した装備を付したグレード「みのり」、基本装備のベーシックグレード「M」の3種類で展開している。

主な変更内容
●各グレードの5M/T車にオートストップ＆ゴー（AS & G）を追加。燃費がWLTCモードで最大約3%向上
●全グレードにリヤパーキングセンサー、およびメーター内のリヤパーキングセンサー表示灯を標準装備
●「G」「みのり」の上位グレードに標準装備としている後方誤発進抑制機能にブレーキ機能を追加。後方誤発進抑制機能作動中に、障害物衝突のおそれがあるとシステムが判断した場合、ブレーキ制御が作動して誤操作による衝突回避、衝突被害軽減に貢献
●最上位グレード「G」にLEDヘッドライト、電動格納式リモコンドアミラーを採用。また、外装色「クールカーキパールメタリック」を追加
●「M」「みのり」に、キーレスエントリーシステムやパワードアロック、パワーウインドウを標準装備