チーム三菱ラリーアート「AXCR 2026連覇に向けて始動」

2026.6.11

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三菱自動車工業株式会社が技術支援するチーム三菱ラリーアートは、本年8月にタイで開催されるアジアクロスカントリーラリー(以下、AXCR)にピックアップトラック『トライトン』の3台体制で参戦する。

これに先立ち、同チームは5月中旬、タイ北東部のカオヤイ国立公園周辺のオフロードコースでAXCR本番を想定した7日間にわたる競技区間と同等距離の耐久試験を実施。連覇に向けて改良を施したトライトンが狙い通りに仕上がっていることを確認した。

AXCRはアップダウンの激しい山岳地帯、狭く険しい密林地帯、スコールによる泥濘路や渡河といった悪路、草原や農道といった比較的フラットで高速の未舗装路など、高温・多湿な気候とあわせ東南アジア特有の過酷なコース、2026年は6日間、約2000kmで開催される。

連覇を狙うチーム三菱ラリーアートは、トライトンのポテンシャルをいっそう引き出し、変化に富む過酷なAXCRでドライバーが意のままに走破できるよう、運動性能を高めた。前後重量バランスを改善するとともに、サスペンションをファインチューニングし、四輪の接地性を高め操縦安定性と旋回性が向上。エンジンは低中速域の応答性を高め、ドライバビリティと走破性を向上させている。


増岡 浩 総監督コメント
「変化に富む過酷なコースをハイスピードで駆け抜けるAXCRでは、状況によってはお客様の一般走行で路面から受ける車体への衝撃の30倍以上の負荷がかかると言われています。これまでの4年間の参戦で得られた技術的な情報は、ラリーカーの戦闘力向上はもちろん、市販車の商品力強化の参考としており、その知見は『トライトン』に限らず、今秋、世界初披露する新型『パジェロ』にも活かしています。ラリー活動を通じたクルマづくりによって、三菱自動車らしい魅力ある尖った商品を提供して参ります」

チーム体制
⚫︎総監督:増岡 浩 氏(三菱自動車)

◆ドライバー:チャヤポン・ヨーター選手(写真:左)
出身:タイ・ウドーン タニ
生年月日:1987年8月16日(38歳)
略歴:タイ国内の数多くのラリーやレースで活躍中。AXCRでは、2022年、2025年の二度、総合優勝を飾っている。丁寧で正確、さらに車両を労わる“壊さない速さ”を持つドライバーとして定評がある。
◾️コドライバー:ピーラポン・ソムバットウォン選手

◆ドライバー:田口 勝彦選手(写真:中央)
出身:日本・岡山県
生年月日:1972年2月7日(54歳)
略歴:FIAアジアパシフィックラリー選手権のチャンピオンを2度獲得するなど、海外でも活躍する国際的なラリードライバー。AXCR 2025でも日本人ペア最上位の総合5位の成績を収めた。
◾️コドライバー:保井 隆宏選手

◆ドライバー:小出 一登選手(三菱自動車)
出身:日本・愛知県
生年月日:1979年6月19日(46歳)
略歴:三菱自動車のテストドライバーとして、これまでに『パジェロ』や『ランサーエボリューション』等、数々の新型車の試験を担当。現在ではテストドライバーの運転教育インストラクターや国内外イベント等でデモンストレーションドライバーを務める。
◾️コドライバー:千葉 栄二選手

“トライトン” ラリーカー・スペック
・ボディサイズ:全長4,920×全幅1,995mm(小出選手 全長5,070×全幅1,865mm)
・ホイールベース:3,130mm
・トレッド:1,730mm(小出選手 1,570mm)
・エンジン:4N16型4気筒 ターボディーゼル/高圧コモンレール/2,439㏄
・ターボチャージャー:「三菱重工エンジン&ターボチャージャ」製VGターボチャージャー
・最高出力:160kW以上/最大トルク:500N・m以上
・4WDシステム:フルタイム4WD(小出選手 スーパーセレクト4WD-II)
・サスペンション:F)独立懸架/ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング/R)4リンクリジッド式コイルスプリング
・ショックアブソーバー:「CUSCO」製 減衰力調整式ツインダンパー
・バンプストッパー:油圧式
・ステアリング:ラック&ピニオン(パワーステアリング)
・ホイール:「WORK」製 CRAG T-GRABIC Ⅱ MC+ (17×7.0J)
・タイヤ:GEOLANDAR M/T G003(245/75R17)


三菱自動車公式AXCRスペシャルサイト
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/brand/ralliart/axcr/axcr2026/