ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社（代表取締役社長：マグナス・ハンソン）は、コンパクト・パフォーマンスSUV「E-PACE」2021年モデルの受注を全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークにて開始した。

「E-PACE」は、2017年にジャガーのラインアップに追加されたモデル（日本発売は2018年2月）だが、このたびの大幅改良により、大きな進化を遂げることとなった。

最新の電動パワートレイン技術に対応するよう設計されたPTA（Premium Transverse Architecture）を、ジャガーとして初採用。エンジンマウントの位置を変更することで、スロットルレスポンスを向上させながら、ステアリングホイールへ伝わる振動を減少させ、静粛性と乗り心地を向上させている。

エンジン・ラインアップも、最高出力150kW/204PS、最大トルク430Nmを発揮する最新の2.0リッター直列4気筒INGENIUMディーゼル・エンジンを新たにラインアップ。また、マイルド・ハイブリッド・テクノロジー（MHEV）を採用し、減速時に失われてしまうエネルギーを動力としてバッテリーに蓄え、エンジンを停止させて無負荷走行（時速17km/h 以下の場合）を可能とさせる等、スムーズな発進をサポートし、燃費効率と加速時のレスポンスを改善している。

内外装のデザインも一新。エクステリアでは、ヘッドライトのラインアップを変更した他、フロントグリルやフロントバンパーロワーインサート、リアバンパーのデザインを刷新。さらに、サイドベントにはジャガーのリーパーロゴを配し、新デザインのホイールも追加している。

インテリアには、エンボス加工のジャガーリーパーロゴをレイアウトしたヘッドレストをはじめ、クリケットボールステッチが施されたシフトレバー、コンソールの小物用トレイ、11.4インチのタッチスクリーンが新たに追加となり、高級感と快適性を追求した室内に仕上がっている。

従来のJaguar Driveコントロールで選択可能だった「雨/氷/雪」モードに代わり、さまざまな路面状況を瞬時に検知、それに応じてグリップ力を調整するアダプティブ・サーフェス・レスポンス（AdSR）を搭載。走行安定性の向上も計られた。

そして、3Dサラウンドカメラやブラインドスポットアシスト、アダプティブクルーズコントロール、フロント＆リアパーキングエイド、リアコリジョンモニター、リアトラフィックモニターなどの多彩なドライバー支援システムと最新インフォテインメント・システム「Pivi」を標準装備とした。

今回、「E-PACE」 2021年モデルの発売を記念し、特別仕様車「LAUNCH EDITION」を50台限定導入。最上級グレード「R-DYNAMIC HSE P250」をベースに、「LAUNCH EDITION」専用色となる「ポルトフィーノブルー」のエクステリアカラーに「クラウド」、「ディープガーネット」のインテリアカラーを組み合わせた。「E-PACE」のスポーティーさを際立たせるブラックエクステリアパック、ピクセルLEDヘッドライト、21インチホイール（グロスブラック）に加え、ワイヤレスデバイスチャージングや空気清浄システム（PM2.5フィルター搭載）などの最新のオプションも備えている。