タイヤパンク応急修理キット「IMS」の一般ユーザー向け販売を開始 〜住友ゴム工業

2022.5.27

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住友ゴム工業株式会社は、これまで新車への純正搭載向けに展開していたタイヤパンク応急修理キット「IMS(Instant Mobility System)」を、全国のDUNLOP直営店(タイヤセレクト、タイヤランド)をはじめDUNLOPタイヤ取扱店舗などで、一般ユーザー向けに順次販売する。

サイズはSUVや大型車両用と中小型車両・軽自動車用の大小2サイズで、価格はオープン価格。

タイヤパンク応急修理キットは、タイヤに釘やネジが刺さった軽度のパンクを応急修理して、最寄りの車両販売店や整備工場までの移動を可能にする。スペアタイヤを積む必要がなくコンパクトかつ軽量なため、トランクルームを広く使えることや燃費向上にも寄与することから、2000年頃からスペアタイヤに代わる応急装備品として広く普及している。

同社が開発した「IMS」は、環境に優しい天然ゴムラテックスからなる修理剤とコンプレッサーで構成されており、修理剤を注入後、コンプレッサーで空気を充填し、車両を走らせることによって修理剤が圧縮と熱によって固まり、パンク穴をふさぐというもの。同社の「IMS」は、1999年以来、新車搭載/交換用として累計7,500万セットの出荷実績を誇り、グローバルに展開している。

「IMS」は、有効期限が切れた場合やすでに使用された場合の交換用として必要とされているが、同社では、省資源・省エネルギーの取り組みのひとつとして、スペアタイヤが不要となる「IMS」を積極的に展開していくという。

公式サイト
https://tyre.dunlop.co.jp/