ダイハツ工業「DNGA」新技術は新型タントから

2019.7.1

    • NEWS&TOPICS


ダイハツ工業は、新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」に基づく新技術を、2019年7月に発売が予定されている新型タントに初採用する。さらに、年内に第2弾の投入も予定しており、この新技術を通して日本の他、新興国向け軽自動車・コンパクトカーの次世代スタンダードを目指していく。
 
「DNGA」の新技術は、スピーディな商品ラインナップ拡充を実現するために「一括企画開発」の手法を採用。合わせて、パワートレーンを含む全てのプラットフォーム構成要素を刷新した。
 
ダイハツは今後、全ての新型車にDNGA新技術を採用する。そして3つの価値「良品廉価」 「最小単位を極める」「先進技術をみんなのものに」を提供することを掲げている。安全/安心/心地良い性能を実現し、お客様の暮らし・社会を豊かに、元気にすることを目指していく。

 

DNGA新技術の概要

1)軽自動車を基点に小型車まで、設計思想を共通化した「一括企画開発」を採用
2)「車両の進化」「パワートレーンの進化」「先進安全の進化」の3つの進化を実現
3)将来の電動化やコネクトサービスの実現など「CASE対応を見据えた設計構想」の織込み

 

 

 

 

1)「一括企画開発」を採用

◆競合激化が予想される新興国市場へのスピーディーな商品展開に向け、軽自動車で「最小単位」を極めた上で、小型車まで設計思想を共通化する「一括企画開発」手法を採用し、新プラットフォームを開発
 
◆設計思想の共通化にあたり、エンジンやサスペンションの取付位置、骨格配置、着座位置など、共通化できるサイズや位置をあらかじめ設定し、性能や仕様までを一括で企画。今後すべての新型車を、この設計思想に基づき相似形で開発することで、良品廉価と開発の効率化を両立
 
◆新プラットフォームの性能目標を「クラスを超えた安定感と乗り心地」に設定。コストアップすることなく目指す性能を実現できる「最適な部品配置」に向け、全てのプラットフォーム構成要素をゼロベースで新開発。サスペンション、アンダーボディー、エンジン、トランスミッション、シートといったすべての構成要素を同時に刷新
 
◆一括企画開発と連動した部品軸活動により、軽自動車から小型車それぞれの部品共用化率は75%以上に。今後のタイムリーな商品提供を実現
 
◆一括企画開発の効果により、新型車の投入ペースを約1.5倍にスピードアップ。新プラットフォームをベースに、2025年までに15ボディータイプ・21車種に展開予定

 

2)「車両」「パワートレーン」「先進安全」の3つの進化を実現

◆安定感と乗り心地を最優先にしたサスペンションジオメトリーを新設計。さらに最適なサスペンションジオメトリーを前提に、シャシー部品の構造を合理化し、部品点数を削減するこ とで、軽量化を実現
 
◆サスペンション応答性の最適化と、アンダーボディーとして10年先を見据えた衝突安全性能、強度、NV性能を確保
 
◆サスペンションやアンダーボディーの構造合理化による各部の板厚最適化や部品点数の削減等から、80kgの軽量化を実現

 

3)将来の電動化やコネクトサービスの実現など「CASE対応を見据えた設計構想」を織込み

◆将来の電動化を見据えたエンジンコンパートメントの諸元設定、スマートアシストの進化やコネクトサービスの提供を見据えた電子プラットフォームの設定など、CASE技術の織込みを想定したプラットフォームに刷新

 

ダイハツ工業

https://www.daihatsu.co.jp