ダカールラリー2022に4台体制で参戦 〜TOYOTA GAZOO Racing

2021.10.5

    • NEWS&TOPICS

TOYOTA GAZOO Racingは、サウジアラビアを舞台とし、2022年1月2日にスタートを切る「ダカールラリー2022」に、4台体制で参戦することを発表した。

TOYOTA GAZOO Racingが掲げる「もっといいクルマづくり」という理念のもと、チームは最新のレギュレーションに合わせて開発したハイラックスを投入する。

新カテゴリーT1+に適合させたハイラックスは、2018年に最初のバージョンが開発され、2019年にダカール制覇を成し遂げた、実績ある既存のハイラックスをベースにしているが、タイヤは32インチから37インチへ大径化、さらにトレッドは245mmから320mmへ、サスペンションストロークも280mmから350mmへ伸ばされるなど、シャシー周りは大きく変更された。

また、エンジンは発売されて間もない新型ランドクルーザー300 GR-Sへ搭載されたV6ターボエンジンベースへと変更。このエンジンは、市販状態で305kW(約415馬力)の出力を毎分5,200回転、650Nmのトルクを毎分2,000回転で発揮するが、ラリー参戦予定車ではさらに高出力化されるという。

TGRはWECチーム及びWRCチームがそれぞれのカテゴリーで記念すべき勝利を挙げており、今後発表される予定の新型ハイラックスへの注目度も高まっている。ラリーレイドチームによる、世界最高峰のクロスカントリーラリーレイド「ダカールラリー」での活躍を大いに期待したい。

なお、「ダカールラリー2022」は、今年もサウジアラビア1国を舞台とし、その砂漠地帯を時計回りに周回するルートで開催。ラリーは1月2日に、サウジアラビア北部の都市ハイールをスタートし、南下してエンプティクォーターへと向かい、スケジュール中間となる1月8日には、サウジアラビアの首都リヤドでの休養日が設けられている。そして、ラリーは南西へとルートを取り、1月14日にジェッダでフィニッシュを迎えることとなっている。

TOYOTA GAZOO Racing 公式サイト
https://toyotagazooracing.com/jp/