ディクセル、PD/SDローター 一部品番ハイカーボン化

2017.2.2

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ディク

株式会社 ディクセルは、はPD(プレーン)/SD(スリット)タイプのローターの一部品番にも、ハイカーボンタイプの材質を採用することになった。
昨今の車両の高性能化・高機能化の流れは目を見張る進化があり、それに伴いブレーキへの負担も年々高まりつつある。

 

このような変化に対応するべく、弊社での売れ筋商品であるPD/SDタイプのローターも一部高性能車輌に対しては素材の見直しが必要と判断した。
具体的には、これまで弊社の最高級グレードであるFP/FSタイプ(熱処理タイプ)にのみに採用しておりましたハイカーボン材をPD/SDタイプの一部品番(特に高性能車輌用品番)にも採用する事となり、今まで以上にメーカー純正品よりも優れた性能を持ち合わせた製品が提供可能となる。

 

ハイカーボン材の採用に因る主なメリットは以下の通り。
■耐ひずみ性能の向上
■耐クラック性能の向上
■パッドの食いつき性能の向上
■ブレーキ鳴きの抑制

 

今回のハイカーボン化に伴い製造コストはもちろん上昇しておりますが、弊社の企業努力で販売価格への転嫁は行わない。
定価・仕切価格とも今までと同様で変更なく【価格据置】となる。

 

尚、今回の材質変更は今後製造される品物から実施される事ではなく、対象品目は既に数年前から順次始められている。
別表の品目は少なくとも1年以上前の製品からハイカーボン材が採用されており、弊社在庫品だけでなく流通在庫のほぼ全てにおいてもハイカーボン材への入替わりが完了したものと判断できたので発表となった。
対象品目においては現在販売中の品物だけでなく数ヶ月前の販売品も含めて既にハイカーボン材が供給されている。

 

詳細と確認方法

 

材質変更が実施される品番の詳細

 

ディクセルホームページ