トヨタ⾞体、ダカールラリー2017で ゼッケン ナビゲーター ドライバー 順位 ディーゼルクラス*1 総合 ワン・ツーフィニッシュにより市販⾞部門4連覇を達成!

2017.1.16

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トヨタ⾞体株式会社のラリーチームであるチームランドクルーザー・トヨタオートボデー(以下、TLC)は、2017年1⽉2⽇から1⽉14⽇(現地時間)に南⽶⼤陸にて開催された『ダカールラリー2017 パラグアイ・ボリビア・アルゼンチン』に、ランドクルーザー200シリーズをベースとしたラリー仕様⾞2台で参戦し、ガソリンクラス・ディーゼルクラスを含めた市販⾞部門において327号⾞が優勝、332号⾞が準優勝となり、ワン・ツーフィニッシュで4連覇を成し遂げた。

順位

 

今⼤会に向けてチームは、ラリーカーのさらなるスピードアップをねらい、改造が許されるサスペンションの変更や16,000kmにわたる走り込み、そして過去にダカールラリーで総合順位トップ10に入った実績をもつクリスチャン・ラヴィエルをドライバーとして迎えるなど、クルマとチーム体制をこれまでになく強化して参戦した。

 

レースは、舞台を南⽶⼤陸に移して以来、初めての開催地となるパラグアイの⾸都アスンシオンで熱戦の⽕蓋が切って落されました。327号⾞のハンドルを握るクリスチャンドライバーはその実⼒を如何なく発揮し、卓越した運転技能で⾒事なダッシュを決めると、その後も安定した走りでレースをけん引し市販⾞部門トップでゴールした。

 

また、前回の⼤会に引き続きドライバーとして2回目の参戦となる社員ドライバーの三浦(332号⾞)も前半の第3ステージで路⾯の段差に左前輪をヒットし、サスペンションにダメージを受けたものの、メカニックによる懸命な整備によりラリーカーは息を吹き返し、翌⽇の第4ステージでは⾒事な追い上げをはかり⼤きく躍進し、ステージトップの⼒走を⾒せました。その後はトップの327号⾞を順調に追走し、前回⼤会の5位を上回る2位でゴールした。

 

トヨタ⾞体は、世界⼀過酷なラリーと⾔われるダカールラリーに参戦し続けることで、そこで得られたノウハウや育った人材を「もっといいクルマづくり」に活かすとともに、ランドクルーザーファンやラリーファンを拡⼤し、世界中のお客様に笑顔を咲かせ、感動を届けていく。

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【今大会の概要】
当初は、総走⾏距離は約8,800km。内、競技区間は約4,100kmが予定されていましたが、ステージ途中の悪天候で第6・第9ステージが競技キャンセルとなり、第5・第7・第8ステージの競技区間が短縮され、今⼤会は総走⾏距離が約8,100km、競技区間は約2,700kmだった。
⼀⽅でコースとしては難易度は⾼く、⾼度なドライビングスキルと難しいナビゲーションが求められるラリーとなった。

 

前半のアルゼンチン、ボリビアのコースでは、アンデス山脈をはじめとする標⾼3,500mを超える⾼地を中心とした競技が繰り広げられ、砂利や岩など凹凸の激しい路⾯がありましたが、改良したサスペンションがしっかりと路⾯をとらえ、刻々と変わる路⾯状況をものともせずに走り続けました。第7ステージと第8ステージでは、ビバーク(キャンプ地)でのメカニックによるサポート・整備が禁⽌されるマラソンステージ(*4)が盛り込まれるとともに、後半のアルゼンチン⻄部のチレシト周辺では枯れ川の底を⾏く中で、非常に厳しいコースでしたが、ランドクルーザー200がもつポテンシャルと、TLCのチームワーク、そして「何としても勝つ」という気迫により全ステージを走り切った。
*4:ドライバーとナビゲーターが⾞載の部品と⼯具のみで⾞両を整備

 

 

【NRJ部門で7年連続優勝】
NRJ部門(環境に配慮した代替エネルギーを使⽤したクルマの部門)においても、7年連続の優勝を果たした。
同社は、植物性油から精製したBDFでの参戦に取り組むことで、循環型社会の仕組みが広がっていくことを期待し、2011年⼤会以降、今⼤会においても2台のラリーカーにBDFを100%使⽤している。BDFの原料となる廃⾷油は、TLCのラリー活動に賛同いただいたスポンサー企業各社、ならびに⼩中⾼校をはじめとする近隣地域の皆様、当社従業員などから提供を受けており、前回⼤会からは株式会社デンソー(愛知県刈⾕市)が取り組む微細藻類にCO2を吸収させて⽣産した藻油も原料としている。

CO2

【コメント】
◆トヨタ⾞体 取締役社⻑ 増井 敬⼆
ワン・ツーフィニッシュで4連覇を達成することができて⼤変うれしく思います。応援していただいたファンの皆様や、ご⽀援いただいたスポンサーならびに関係者の皆様に感謝を申し上げるとともに、勝利に向かって心をひとつにして
全⼒で挑んだチームメンバーにも感謝します。
南⽶⼤陸の道なき道を4年連続優勝で走り切ったことで、私自⾝が改めてランドクルーザーがもつ卓越した走破性と、60年以上もの間、変わらず世界で⽀持され続けている⾼い信頼性を実感しました。
今後も、ダカールラリーをはじめ、世界のあらゆる道を走ることで得られたノウハウや経験を「もっといいランドクルーザーづくり」に活かし、世界中のお客様の⽣活に笑顔と感動をお届けして参ります。
今後も引き続きTLCへのご声援をよろしくお願いいたします。

 

 

◆チーム代表 林 正敏 (トヨタ⾞体 常務役員)私どもの造っているランドクルーザーで、社員参加の手作りチームが、4年連続、市販⾞部門で優勝できましたことは、我々がやってきたクルマづくり、チームづくりが間違いなかったという結果だと思います。今年のTLCは、新しいドライバーを起⽤し、⽇本人メカニックも2人がフレッシュなメンバーでしたが、各々がしっかりと自分の役割を果たし、チームワークを発揮して、栄冠を勝ち取ってくれました。これも皆様のご声援のおかげです。

 

 

◆チーム監督 角⾕ 裕司 (トヨタ⾞体 総務部広報室所属社員)
ワン・ツーフィニッシュという最⾼の形で締めくくることができました。
応援していただいた皆様、本当にありがとうございます。何も⾔うことなしです。
今回は、過去最⾼の距離をテストで走り込んできたので、クルマも選手も熟成することができたのだと感じます。
また、メカニック陣も連夜の作業に追われることとなりましたが、持ち前のチームワークで苦しいときほど、団結できていたと感じました。最⾼の結果を最⾼の仲間と分かちあいたいと思います。
応援していただいた皆様も含め、たくさんの⽅々に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

◆327号⾞ドライバー クリスチャン・ラヴィエル
チームメンバーと表彰台をともに祝うことができました。期待の⼤きさにプレッシャーを感じることもありましたが、その期待に応えることができて最⾼の気分です。全ステージ厳しい戦いでしたが、クルマのポテンシャルが⾼く、なによりチームメンバーが⼀体となって素晴らしい仕事をこなしてくれました。チームメンバーに感謝するとともに、皆様の応援とサポートに感謝します。

◆332号⾞ドライバー 三浦 昂 (トヨタ⾞体 総務部広報室所属社員)
前回を上回る2位でゴールすることができて感激しています。そして、この1年間最⼤の目標として掲げてきたチーム4連覇を達成でき、とても嬉しく思っています。今回のラリーではチームのサポートはもちろんですが、私たち332号⾞の上位進出も⼤きな目標の⼀つでした。ローランナビゲーターはじめ、チームメンバーと過ごしたこの1年は厳しいトレーニングの毎⽇でしたが、成⻑した姿を⾒せることができ、全ての苦労が喜びに変わる瞬間を感じることができました。
ご声援いただいた皆様、ありがとうございました。

参加台数

チームランドクルーザー・トヨタオートボデーのダカールラリー2017の様子の詳細はこちら