トヨタ・モビリティ基金 “高齢ドライバードットコム” を公開

2020.8.12

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日本では、交通事故の件数や死者数は減少しているものの、高齢ドライバーが当事者になる事故は横ばい傾向にあり、75歳以上の高齢ドライバーの免許人口当たりの交通死亡事故件数は、75歳未満の運転者の2.4倍となっている。

今後、高齢の運転免許保有者は、さらに増加が見込まれるため、高齢ドライバー向けの安全対策が急務となっていることは、周知されている通りだ。

そこで、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金では、交通安全に向けた取り組みの一環として、高齢ドライバー及びその家族にとって有用な情報を集めた総合サイト「高齢ドライバードットコム」を制作、一般公開した。

本サイトでは、加齢に伴う高齢者の身体的特性の変化に応じた安全運転の方法をはじめ、運転能力のセルフチェックや免許返納を検討される際の家族としての接し方など、高齢ドライバーとその家族が日常生活の中で感じる関心事や不安・疑問の解消の参考となる情報として、行政、学識者、保険会社、自動車メーカーなどから、交通安全にまつわる多様な取り組み、アドバイスについて紹介している。

高齢ドライバードットコム 主要コンテンツ
1)高齢ドライバー本人向け情報
高齢ドライバーの免許更新制度、安全にクルマに乗り続けるための運転習慣、車両の安全装備とその購入助成制度、マイカー以外による移動の選択肢などを紹介。

 

 

2)家族向け情報
高齢ドライバーが運転するクルマに同乗して運転能力を観察する際のチェックポイントや免許返納までの検討とその流れなど、家族として知っておきたい情報を専門家からのアドバイスを交えて紹介。

 



トヨタ自動車では、創業以来、トヨタグループの創始者である豊田佐吉の遺志に基づき制定された行動指針「豊田綱領」に則り、お客様、ビジネスパートナー、従業員、そして地域社会等、すべてのステークホルダーを尊重しながら、自動車を通じて豊かな社会づくりを目指して事業活動を行なってきた。そして、2014年8月、より公益的な活動を行うことを目的に、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(TMF)を設立している。

高齢ドライバードットコム
https://koureidriver.com