トヨタ車体、ダカールラリー2018で市販車部門5連覇を目指す

2017.4.26

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トヨタ車体株式会社のラリーチームであるチームランドクルーザー・トヨタオートボデー(以下、TLC)は、2018年1月6日にペルーのリマをスタートする『ダカールラリー2018 ペルー・ボリビア・アルゼンチン』の市販車部門に、当社が開発・生産を担うランドクルーザー200シリーズをベースにしたラリー仕様車2台で参戦し、5連覇に挑む。

 

TLCは、新たに就任した杉浦一成チーム代表(トヨタ車体㈱常務役員)のもと、2017年大会でチームを市販車部門4連覇に導いた角谷裕司監督(トヨタ車体㈱広報室)が引き続き、指揮をとる。1号車ドライバーには2017年大会で部門優勝を果たしたクリスチャン・ラヴィエル(フランス)を、2号車には部門準優勝を獲得した社員ドライバーの三浦昂(トヨタ車体㈱広報室)を継続起用。市販車部門4連覇を達成したメンバーを中心に、2018年大会での5連覇達成に向けたラリー車の熟成とチームワークの更なる強化を図る。

 

また、ラリー参戦活動を通した『もっといいクルマづくり』に繋がる人材育成の推進を一層加速させるため、将来の社員コンビでのダカールラリー参戦を目指し、松永大司ナビゲーター候補(トヨタ車体㈱広報室)の育成プログラムを本格スタートさせる。

 

トヨタ車体は、ダカールラリーへの挑戦を通じて、ランドクルーザーファン、クルマファンの拡大に繋げるとともに、世界を相手に過酷な舞台で戦うことで、人とクルマを鍛え、もっといいクルマづくりを通して世界中のお客さまの暮らしに笑顔を届けていく。

 

 

・チーム名
Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY(チームランドクルーザー・トヨタオートボデー) ※通称TLC
dakarari2018

・ダカールラリー2018大会概要
開催期間:2018年1月6日~1月20日 (計15日間、14ステージ)
開催ルート:スタート ・・・ ペルー(リマ)
中間日 ・・・ ボリビア(ラパス)
ゴール  ・・・ アルゼンチン(コルドバ)
総走行距離:約10,000km

 

 

2018年大会はダカール創設40周年の記念大会であり、それに相応しいドラマ性、競技性の高いルート設定とすることを主催者(A.S.O.*2)は発表している。2018年1月6日にペルーのリマをスタートし、序盤戦は美しく、過酷な砂丘群を抜けるルートが用意され、2018年大会のハイライトになると予想されている。その後は、ボリビアへ渡り、首都ラパスでの中間休息日(競技を行わない日)をはさみ、クルマにも人にも厳しい標高4,000m付近の高地での砂漠線が繰り広げられます。後半戦はアルゼンチンに渡り、気温40度を超すチレシト周辺の砂丘ステージや、2017年大会で多くの競技者がミスコースに苦しんだサン・フアン周辺の枯れ川を行くステージなど気の抜きどころのないルートが用意されている。

 

*2)アモリ・スポーツ・オーガニゼーション(ダカールラリーを主催・運営)

 

 

【チームメンバーのコメント】
♦チーム監督 角谷 裕司コメント
次回はダカールラリー40周年の記念大会であり、大会主催者側もそれに相応しい大会とすることを強調しています。それは、近年にない厳しい大会となることを示唆していると我々は受け取めています。加えて、次回のスタート地となるペルーで、TLCは優勝経験がありません。これまで以上に車両、チームともに強化していくことが求められますが、チームはすでに動きだしており、一人ひとりがやるべきことを積み重ねていけば、必ず市販車部門5連覇を達成できると確信しています。

 

 

♦2号車ドライバー 三浦 昂コメント
2018年大会においても私にドライバーを任せていただけることに感謝しています。応援してくださっているファンの皆さまの期待に応えるためにも、更なる飛躍を見せたいと思っています。2017年大会は準優勝という結果でした。当然、この先の目標は優勝しかありません。優勝を目指すには『社員』という一切の甘えを捨て、一流のドライバーとなる以外に道はありません。日本を代表する選手として本物のラリードライバーを目指すべく、より多くの経験を積みたいと思います。

 

http://www.toyota-body.co.jp/