ブランド刷新とともにデジタル領域を軸に「中古車事業を強化」〜トヨタ自動車

2020.4.7

    • NEWS&TOPICS

トヨタ自動車株式会社は、認定中古車ブランドを「トヨタ認定中古車」に刷新するとともに、中古車におけるデジタル領域を強化するなど、中古車の仕入れから販売にいたる全体を通じて、中古車事業を強化することを発表した。

トヨタは、100年に一度と言われる大変革の時代、「モビリティカンパニー」への転換を目指し全国の販売店とともにより地域に根差した、新たな販売ネットワークの変革に取り組んでいる。

中古車事業においては、多くのお客様が購入検討時にWebを活用されている現状を踏まえ、デジタル分野を中心に新たな施策を展開。トヨタが持つ安心のメンテナンス体制、品質に加え、デジタル分野を強化することで、お客様の利便性を一層向上していくという。

具体的な取り組み
◆認定中古車ブランドを「トヨタ認定中古車」へ統一
トヨタが提供する安心・安全な認定中古車であることをより分かりやすくするために、これまでエンジン/車両要件により「T-Value」「T-Valueプレミアム」「T-Valueハイブリッド」「T-Valueプレミアムハイブリッド」の4つに分かれていた中古車ブランドを、2020年4月1日より「トヨタ認定中古車」に統一。

トヨタ公式中古車サイトを強化
4月1日より、トヨタ公式中古車サイトのデザインを一新。また、将来的には、他自動車メーカーの公式中古車サイトとの連携により、他メーカー系列の販売店在庫検索など、さらなる充実を目指す。

◆オンラインで注文ができるサービスの開始(2020年 年央予定)
オンラインで商談・注文ができるサービスを2020年 年央に一部商品から開始予定。自宅にいながらトヨタ公式中古車サイト内の専用ページにて、24時間トヨタの中古車の注文が可能に。

◆全国の店頭在庫を最寄の販売店で商談・購入できるサービスの開始(2020年 年央予定)
全国のトヨタ認定中古車店で一部の車両を共有し、トヨタ公式中古車サイトにて「お取り寄せ車両」として公開。全国のトヨタ認定中古車店で商談・購入が可能となるサービスを開始する。

◆オートオークション活性化による卸売りの強化、ならびに安心・安全な中古車の流通促進
トヨタの関連会社である株式会社トヨタユーゼック(社長 : 北口武志)ならびに株式会社シーエーエー(社長 : 永谷敏行)による、オークション会場ならびにヤード能力を全国で順次拡大予定。卸売りにおいてもトヨタグループのネットワーク力を広げるとともに、全国規模での流通ヤードの拡充ならびにシステムの充実を図る。また、オークション会場の一部において、ダイハツ・マツダ・SUBARU・日野のコーナーを設置するなど、メーカーを超えた連携により、安心・安全な中古車の流通促進に貢献していきたいという。

公式サイト
https://gazoo.com/U-Car/