ランドローバー、ベン・エインズリー・レーシング(BAR)のタイトルおよびエクスクルーシブ・イノベーション・パートナーを継続

2017.7.3

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The LandRover BAR Race yacht "Rita" shown here being christened and launched today at the teams base in Bermuda. Photo by Lloyd Images

■ランドローバーは第36回アメリカズカップに向けて英国チームであるベン・エインズリー・レーシング(BAR)のサポートを継続表明
■BARのタイトル・パートナーおよびエクスクルーシブ・イノベーション・パートナー契約を新たに締結
■第35回アメリカズカップでは、エミレーツ・チーム・ニュージーランドとプレーオフで戦い、敗退。ランドローバーBARの挑戦は次なるステージへ

The 35th Americas Cup. The Great Sound. Bermuda.Land Rover BAR skippered by Sir Ben Ainslie . Shown here training in prior to the start of racing this week © Lloyd images "free for editorial use"

ランドローバーは、第36回アメリカズカップに向けてベン・エインズリー・レーシング(BAR)のタイトル・パートナーシップおよびエクスクルーシブ・イノベーション・パートナーシップを継続するという新規契約を締結し、英国チームを引き続きサポートしていくことを発表した。

 

第35回アメリカズカップのプレーオフでエミレーツ・チーム・ニュージーランドとの激闘の末、残念ながら敗退してしまったランドローバーBARにとって、今回の契約延長の発表は大きな後押しとなる。ランドローバーBARが展開していた、世界最古のスポーツであるセーリングのトロフィーを獲得して英国に持ち帰るというキャンペーンは終わってしまったが、アメリカズカップ・ワールドシリーズでは首位に立ち、クオリファイヤーズでは3位になるなど、最も新しいチャレンジャーでありながら、輝かしい戦績を残した。

 

ランドローバーBARチームは2年前に発足して以来、ベン・エインズリー卿がスキッパーを務め、バミューダ諸島を舞台にアメリカズカップを戦ったレース艇「R1」の設計・開発に際し、数々のテクノロジーとエンジニアリングのリソース、ランドローバーが培ってきた専門知識やノウハウを提供してきた。ランドローバーのエンジニアたちは、エアロダイナミクス、機械学習、ヒューマン・マシン・インタフェース(HMI)・コントロール・システムといった分野でサポートし、自動車業界と船舶業界のユニークなコラボレーションが実現した。

 

ランドローバーのパートナーシップ継続は、2年間の成功を受けてさらに推し進めるという目的だけではなく、1851年から続く世界最古のスポーツ・トロフィーを英国に持ち帰るという、長期的かつ重要なミッションを実現するためでもある。

The America's Cup on June 3, 2017 on Bermuda's Great Sound Credit: Lloyd Image                 Image free for editorial use

ランドローバーBARのプリンシパル兼スキッパーのベン・エインズリー卿は、次のように述べている。
「第35回アメリカズカップ優勝に向けた挑戦は終わってしまいましたが、英国へ優勝トロフィーを持ち帰るという私たちの決意は、かつてないほどに高まっています。チームにとって、ランドローバーのようなパートナーからサポートを得られるということは、非常に大きな意味をもちます。彼らのエンジニアリングに関する知識や専門性は、設計プロセスにおいて極めて有益であり、この先目標達成に向けてともに戦っていけることがとても楽しみです。私たちは早々に、第36回アメリカズカップへの挑戦に向けて計画を立てており、時間は無駄にできません。そしてなにより、ランドローバーの継続的なパートナーシップに感謝しています。」

 

ランドローバーのエクスペリエンシャル・マーケティング・ディレクター、マーク・キャメロンは次のように述べている。
「ランドローバーBARチームはこれまで非常に多くのことを成し遂げてきました。私たちはこのパートナーシップを大変誇りに感じています。このパートナーシップは、エンジニアリング面でのコラボレーションだけでなく、ランドローバーが新型『DISCOVERY』を発表した際でもランドローバーBARが協力してくれており、私たち双方にとって素晴らしい成功をもたらしました。第36回アメリカズカップに向け、タイトル・パートナーおよびエクスクルーシブ・イノベーション・パートナーとしてサポートでき、とても嬉しく思います。ランドローバーBARが第35回アメリカズカップでさらに勝ち進んでいたとしたら、それは素晴らしいことですが、今回の結果を決して過小評価すべきではありません。ルーキー・チームでありながら堂々とルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズで首位に立ち、ランドローバーBARアカデミーを立ち上げ、またバミューダ諸島で戦えたことは、ランドローバーにとっても特出した出来事なのです。

 

英国がこれまでの166年間、1度も優勝トロフィーを手にしたことがありません。それほどアメリカズカップは最も過酷な世界最高峰の国際ヨットレースなのです。しかし、ベン・エインズリー卿率いる英国チームは、これまで以上に懸命に励み、戦い、英国に勝利をもたらしてくれることでしょう。私たちはこのエキサイティングな旅路をともに歩むことを楽しみにしています。」

Land Rover BAR skippered by Ben Ainslie. Shown here in action during the morning practise session of the 35th America's Cup Challenger Playoffs Semi-finals. June 6. 2017 on Bermuda's Great Sound Credit - Lloyd Images

ランドローバーについて
ランドローバーは1948年以来、そのモデル・シリーズ全体にわたり、本格的な4×4を継続して製造している。「DEFENDER」、「DISCOVERY」、「DISCOVERY SPORT」、「RANGE ROVER VELAR」、「RANGE ROVER SPORT」、「RANGE ROVER」、そして「RANGE ROVER EVOQUE」は、それぞれが世界の4×4市場の各カテゴリーを代表するモデルです。現在、これらのモデルの80%は輸出され、世界100カ国以上で販売されている。

 

ランドローバーBARについて
ベン・エインズリー・レーシング(BAR)は、ケンブリッジ公爵妃殿下列席のもと、2014年6月10日に結成された。このチームは、オリンピックで4個の金メダルを獲得し、第34回アメリカズカップで優勝した、ベン・エインズリー卿により発足された。ベン・エインズリー卿は1851年に英国で始まったアメリカズカップの優勝トロフィーを奪還し英国に持ち帰るべく結成した英国チームを率いる。これはいまだどのチームもなしえていないこと。

 

ランドローバーBARは民営のスポーツ・チームで、企業パートナーと共に多くの個人投資家の支援を受けており、英国内外の最高レベルのセーラー、デザイナー、職人、サポーターで構成されるチーム。

スポーツ・チームは社会における重要な模範となり、名誉ある立場。これはランドローバーBARにおいても同様で、同チームが及ぼす影響力は、レースの垣根を超えて広く波及していくことを前提に、2014年に「Exclusive Sustainability Partner 11th Hour Racing」とともにチームを立ち上げて以来、運営におけるサステイナビリティ(持続可能性)を重視している。

 

英国ポーツマス中心部に7万4,000平方フィートもの本部拠点を新設し、ランドローバーBARのさまざまな活動を担っている。「1851 Trust」によるビジター・センターも公開予定。

 

「1851 Trust」は、ケンブリッジ公爵妃殿下がロイヤル・パトロンを務めるランドローバーBAR公式の慈善事業。

 

 

 

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ランドローバーコール(フリーダイヤル)0120-18-5568
(9:00~18:00、土日祝日を除く)