ランドローバーBAR、アメリカズカップ・ワールドシリーズ第8戦 トゥーロン大会 総合ランキング第1位を堅持し、アジア初開催となる第9戦福岡大会へ

2016.9.15

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■ベン・エインズリー卿率いるランドローバーBARは、南フランスで行われた第8戦トゥーロン大会でのエキサイティングなレースを終え、総合ランキング第1位を堅持
■ランドローバーの新たなアンバサダーである、ラグビーニュージーランド代表のレジェンド、ダニエル・カーター選手が「Sixth Man(6番目のクルー)」としてチームに加わり、トゥーロン大会を3位でフィニッシュ
■大会期間中、ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズのリー・ハーフペニー選手とフランスの有名シェフであるフィリップ・エチュベスト氏がランドローバーBARを応援
■ランドローバーBARは、その165年の歴史のなかで初めて、世界最古のスポーツであるセーリングのトロフィーを獲得し、自国に持ち帰ることを目指している
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ベン・エインズリー卿が率いるランドローバーBARは、アメリカズカップ・ワールドシリーズ第8戦トゥーロン大会を3位で終え、総合ランキング1位を堅持しました。これにより、ランドローバーBARは、英国チームがアメリカズカップで初優勝し、母国にトロフィーをもたらすという目標にさらに近づいた。

 

総合ランキング2位のオラクルチームUSAとわずか1ポイント差の1位で迎えた第8戦のトゥーロン大会は、首位というプレッシャーがかかるなか、手に汗握る攻防戦となった。

 

大会期間中、英国チームには、世界的にラグビー界においてアイコン的存在であるダニエル・カーター選手とブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズのスーパースター、リー・ハーフペニー選手が「Sixth Man(6番目のクルー)」としてレースに参戦した。なかでも、カーター選手は最終日である「スーパーサンデー」に、英国チームの一員として乗船しました。その結果、3位でレースを終え、オラクルチームUSAに14ポイントの差をつけて、総合ランキング第1位を維持した。

 

なお、今大会から、リオデジャネイロオリンピックでのセーリング競技で金メダルを獲得したジャイルズ・スコットが、チームのストラテジストとして復帰している。

 

2016年内の最終戦は日本で行われる福岡大会となっており、ランドローバーBARは来夏のバミューダでの本戦に向け、有利なポジションにいる。

 

ランドローバーBARのプリンシパル兼スキッパーのベン・エインズリー卿は、次のように述べている。「今回のレースを振り返ると、信頼という言葉で表現できます。信頼することで、土曜日のレースで大幅な改善ができ、続く日曜の『スーパーサンデー』ではダブルポイント獲得につなげることができました。まさに信頼があったからこそできたことで、必要不可欠なものでした。今大会で2位とのポイント差を広げた状態で、11月に日本で行われる年内最終戦に挑むことができるのは、チームにとって非常に大きな意味を持ちます。

 

トゥーロン大会では、戦略・戦術のどちらの面においても傑出した点があまりありませんでしたが、チームに復帰したストラテジスト、ジャイルズ・スコットの多くの決断が我々を救ってくれました。日本での年内最終戦を前にして、2位のオラクルチームUSAを14ポイントリードしていますが、依然、オラクルチームUSA、エミレーツ・チーム・ニュージーランドが我々のライバルであり、予断は許さない状況です。力の限りを尽くして戦うことで、リードを維持、広げることで、優勝トロフィーが見えてきます。

 

また、現在ランドローバーBAR本拠地ポーツマスでの戦いも忘れることはできません。デザイナーとボート・ビルダーたちは、本戦に向けて、チームのために本当にベストを尽くしています。現在、本戦で戦うためのボートの開発は重要なテスト段階にあり、私たちにとって最優先事項となっています。そして、福岡大会が近づくにつれて、再びレースに集中し、意識を高めていかねばならないのです。」

 

ランドローバーのアンバサダーであるダニエル・カーター選手は、次のように述べている。「ランドローバーBARチームとのセーリングは私にとって貴重な経験となりました。彼らは風が弱く盛り上がりに欠けたレースとなってしまったことを詫びていましたが、私自身とても楽しむことができました。ニュージーランド艇との接触でペナルティーを受けるという厳しい展開でスタートしましたが、最終的になんとか3位に食い込みました。彼らの動きを間近で見ることや、タクティシャンとのコンタクトは大変興味深かったです。ランドローバーBARのチームと一緒に過ごした時間は、とてもエキサイティングでアドレナリンが止まりませんでした。」

 

ルイヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ 第8戦目 結果:
1位 アルテミス・レーシング:76
2位 ソフトバンク・チーム・ジャパン:71
3位 ランドローバーBAR:70
4位 グルーパーマ・チーム・フランス:68
5位 エミレーツ・チーム・ニュージーランド:63
6位 オラクルチームUSA:57

 

ルイヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ 総合結果(第8戦終了時):
1位 ランドローバーBAR:437
2位 オラクルチームUSA:423
3位 エミレーツ・チーム・ニュージーランド:420
4位 ソフトバンク・チーム・ジャパン:399
5位 アルテミス・レーシング:391
6位 グルーパーマ・チーム・フランス:360
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ジャガー・ランドローバーについて
ジャガー・ランドローバーは英国最大の自動車メーカーで、ジャガーとランドローバーという、2つのアイコニックなブランドを展開している。ジャガーは世界有数のラグジュアリー・スポーツ・サルーンおよびスポーツ・カーを製造するブランドのひとつで、ランドローバーは、プレミアムな全輪駆動モデルの製造において世界をリードしている。

 

ジャガー・ランドローバーは全世界で3万8,000人を雇用しており、さらに販売ディーラーやサプライヤー、ローカル・ビジネスに従事する約27万5,000人がジャガー・ランドローバーを支えています。製造拠点は英国を主軸とし、他に中国、ブラジル、インドに製造工場を有している。

 

ジャガー・ランドローバーには、クラスをリードするモデルを開発、製造し、お客様のエクスペリエンスを素晴らしいものにする、という信念がある。英国製造業のなかでも、最大規模の投資を研究開発に投じている。過去5年にわたり、新製品開発と設備投資に120億ポンド(約1兆6,320億円)を投入し、2016/17年度における製品や施設への投資額は、30億ポンド(約4,080億円)以上を予定している。80%以上の利益は海外への輸出で得ており、昨年ジャガー・ランドローバーは、世界160か国において487,065台を販売した。

 

ランドローバーはベン・エインズリー・レーシング(BAR)のタイトル・パートナーであり、エグゼクティブ・イノベーション・パートナー。ランドローバーが誇る先進のエンジニアリング、最先端のデザイン、革新的な技術的ソリューションに関する専門知識やノウハウを生かして、アメリカズカップでの優勝を目指すランドローバーBARに協力している。

 

ランドローバーBARについて
ベン・エインズリー・レーシング(BAR)は、ケンブリッジ公爵妃殿下列席のもと、2014年6月10日に結成された。このチームは、オリンピックで4個の金メダルを獲得し、第34回アメリカズカップで優勝した、ベン・エインズリー卿により発足された。ベン・エインズリー卿は1851年に英国で始まったアメリカズカップの優勝トロフィーを奪還し英国に持ち帰るべく、結成した英国チームを率いる。これはいまだどのチームもなしえていないこと。
ランドローバーBARは民営のスポーツ・チームで、企業パートナーとともに多くの個人投資家の支援を受けており、英国内外の最高レベルのセーラー、デザイナー、職人、サポーターで構成されるチーム。
スポーツ・チームは社会における重要な模範となり、名誉ある立場。これはランドローバーBARにおいても同様で、当チームが及ぼす影響力は、レースの垣根を超えて広く波及していくことを前提に、2014年に「Exclusive Sustainability Partner 11th Hour Racing」とともにチームを立ち上げて以来、運営におけるサステイナビリティ(持続可能性)を重視している。
英国ポーツマス中心部に7万4,000平方フィートもの本部拠点を新設し、ランドローバーBARのさまざまな活動を担っています。「1851 Trust」によるビジター・センターも公開予定。「1851 Trust」は、ケンブリッジ公爵妃殿下がロイヤル・パトロンを務めるランドローバーBAR公式の慈善事業。

 

※1ポンド=136円にて換算(2016年9月15日現在)

 

ランドローバーとランドローバーBARに関する詳細はこちら。
http://www.landrover.co.jp/experiences/sponsorship/ben-ainslie-racing.htmlLandRoverBAR.com

 

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