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日産自動車株式会社は、新型「フェアレディZ」全グレードの価格を発表した。

「フェアレディZ」は、これまでに世界で180万台以上の販売を誇るスポーツカーだ。新型「フェアレディZ」は、歴代モデルへのオマージュを感じさせるデザインをまといながら、先進技術がもたらすダイナミック・パフォーマンスを誇る。

今までの、そしてこれからの「フェアレディZ」のファンへ、ワクワクをお届けしたいと意欲的だ。

ダイナミックなパフォーマンス
●新開発3リッターV6ツインターボエンジン：最高出力298kW（405PS）、最大トルク475N・m（48.4kgf・m）を搭載
●大トルクのVR30DDTTエンジンに対応するため、6速マニュアルはクラッチディスクとギヤトレインを強化
●新開発 9速オートマチックは、幅広いギアレンジによりダイレクトで素早いレスポンスを実現。ドライブモードは、STANDARDモードとSPORTモードから選択
●停止状態から加速性能のポテンシャルを最大限発揮する自動制御技術ローンチコントロールを搭載、加速タイムが向上
●シャープな回頭性を実現するため、フロントボディー周辺とリアクロスメンバーを重点的に強化し十分なねじり剛性を確保
●直進性を高め、修正舵を低減するフロントハイキャスターサスペンションと、路面との接地性が向上する高応答モノチューブダンパー、新開発のタイヤも採用

伝統と最新技術の融合で生まれたデザイン
＜エクステリア＞
●伝統的な後輪駆動のスポーツカーデザインを踏襲し、ロングノーズ・ショートデッキなど、初代「フェアレディZ（S30型）」をはじめとする歴代「フェアレディZ」へのオマージュが込められたデザイン
●LEDヘッドランプのデザインは、初代「フェアレディZ（S30型）」を彷彿とさせる2つの半円をイメージ
●リアコンビネーションランプは、Z32型を連想させるデザインに3DシグネチャーLEDを採用し、「フェアレディZ」らしさを表現
●ボディカラーは、モノトーン3色と、新色のセイランブルーとイカズチイエローを含む2トーン6色（いずれもスーパーブラックルーフ）の合計9色を用意

＜インテリアデザイン＞
●センタークラスターは、初代「フェアレディZ（S30型）」の3連サブメーターとエアコン吹き出し口、コントロールスイッチ類を積み上げた操作性に優れたデザインを現代的な技法で再構築
●インストルメントパネル上の3連サブメーター（ブースト計、ターボ回転計、電圧計）は、歴代「フェアレディZ」同様の電圧計と走行中ターボの状態を把握できる2つのメーターを配置
●アドバンスドドライブアシストディスプレイ（12.3インチカラーディスプレイ）は、ドライバーの好みに合わせて変更できる3つの表示モードを用意
●新設計のMTシフトノブは握りやすさと操作性を追求
●深いスポークを採用したステアリングホイールは、伝統的な美しさを表現しながら、ドライバーが素早く操作できるようなデザインを採用
●ホールド性とフィット感を向上させたシートは、シートバックにスエードを採用
●インテリアカラーは、ブラックとレッドの2色を用意

なお、新型「フェアレディZ」は、今年1月に開催された東京オートサロン2022で発表した240台限定の特別仕様車「Proto Spec」と合わせて、本年夏に発売を予定している。

「フェアレディZ」主要諸元表（日本仕様）
■エンジン：VR30DDTT 3.0L V6 ツインターボ
■トランスミッション：6速マニュアル／マニュアルモード付フルレンジ電子制御9速オートマチック（9M-ATx）
■最高出力（kW（PS）/rpm）：298（405）/6400
■最大トルク（N・m（kgf・m）/rpm）：475（48.4）/1600-5600
■ボディーサイズ：全長 4380×全幅 1845×全高 1315mm
■ホイールベース：2550mm

フェアレディZのWEBカタログ
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/z.html