日野チームスガワラ、チャイナシルクラリー2015に初参戦

2015.9.1

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~ラリーモンゴリア2015の雪辱を誓う~

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日野チームスガワラは、次回ダカールラリー2016で総合上位およびクラス7連覇を狙うべく、ラリーモンゴリアに次ぐ第二のトレーニングの場として、初めてチャイナグランドラリーに参戦する。

 

● ラリーモンゴリア2015、痛恨のマシントラブルでリタイア

日野チームスガワラは、1週間におよぶモンゴルでの自主走行トレーニングを行い、その後、万全の体制でラリーモンゴリア2015に挑んた。ゴール前日には他部門も含む全車トップに躍り出たが、最終ステージで痛恨のマシントラブルでリタイアとなった。ドライバーの菅原照仁さんのコメントを紹介。

 

■ ドライバー・菅原照仁さん
リタイアとなったが、車の仕上がりの良さを実感。すでにトラブルの対策は済んでいる。

 

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ラリーの成績としてはリタイアとなってしまいとても残念でしたが、車の仕上がりとしてはかつてないほどの手応えを得ることができ、将来に向けてとても有意義な2週間となりました。今回のモンゴル合宿では、初めて販売会社のメカニックに帯同してもらい、スペアパーツを十分に持参し万全の体制で挑みました。

 

最近のダカールラリーではハイスピード化が進んでいるため、我々のチームとしてはエンジンもさることながらそれを受け止めるサスペンションの熟成と軽量化の推進、さらにはチームのソフト面の向上を狙い、今回のモンゴルに臨みました。これまではラリーモンゴリアの最中にテストをしていたのですが、渡航後の1週間は、限界ギリギリに設計した新しいサスペンションのテストのために重点的に走り込み、トライ&エラーを繰り返しながら、マシンとしてのセッティングを煮詰めてきました。

 

その結果、従来に比べておよそ10%の平均車速の改善がみられましたが、このときの金属疲労の蓄積もあり、ラリーの最終日にリアのサスペンションが破損し、あえなくリタイアとなってしまいました。ラリーモンゴリア初のトラックでの総合優勝が目前でしたので、自分自身はもちろんのことチームメンバーもとても悔し思いをしました。ただ、これまでの活動はテスト走行を兼ねていたものの、あくまでラリーを完走することを重視していたため、積極的なテストがなかなか難しい環境でしたが、今回のような機会をつくっていただいたことで、耐久性を中心とした車両面はもちろんのこと、走りの部分でもタイム向上につながるトレーニングを実施でき、大きな成果を得ることができました。

 

ドライバーとしても前回の車に比べて格段に乗り心地がよくなり、安心してアクセルを踏め、ブレーキを踏まずに悪路を走破できるシーンが増えてきました。帰国してすぐに日野の開発陣と会議を開き、耐久性の対策はすでに済んでいます。

 

ダカールラリーまであと4か月、みんなでしっかりやるべきことをやっていきたいと思います。

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モンゴルの砂漠を走る日野レンジャー

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セッティングを煮詰める菅原照仁さんとメカニック

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草原に開かれたキャンプ地

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草原を走る日野レンジャー

 

● チャイナシルクラリー2015に初参戦

日野チームスガワラは、2015年8月30日から9月11日までの13日間で約7,900kmを走破するチャイナシルクラリー(開催国:中国)に初めて参戦する。ラリーモンゴリアに引き続き車両の改良点のテストとドライバー・ナビゲーターのトレーニングの場として臨む。ダカールラリーを含み年間3回のラリーに参戦することはチームの歴史の中で初めてとなる。

 

<チャイナシルクラリー2015 概要・参戦体制>
■概要
期間: 2015年8月30日~9月11日
距離: 競技区間/2,205㎞ 移動区間/5,656km
開催国: 中国(西安~敦煌)
特徴: ダカールラリーの二輪・四輪部門での総合優勝を経験し、その後、大会の競技責任者となったユベール・オリオール氏(仏)が独立し、彼の呼びかけのもと「アジア最大のクロスカントリーラリー」の開催を目指し2013年に初開催。中国の首都北京から新疆ウイグル自治区手前の敦煌までを結ぶ10,000㎞のラリーとしてスタートしました。2015年大会は本格的に競技ができる西安をスタート地とし、シルクロードに沿って西進。内モンゴル自治区の南側に位置するテンゲル砂漠やバダイジャラン砂漠を超えて、新疆ウイグル自治区の東端のクムターグ砂漠を抜けて敦煌でゴールを迎えます。また、2015年大会から海外勢の招致活動を本格化させ、日野チームスガワラのほかに、ステファン・ペテランセルとシリル・デプレを擁するプジョーワークスチームが参戦する。

 

ルートマップ:

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■参戦体制
競技車両: 日野レンジャー2号車
乗員: ドライバー菅原照仁・ナビゲーター杉浦博之

 

●ダカールラリー2016年大会のペルー開催は中止

2016年大会は、ペルー・ボリビア・アルゼンチンでの開催が発表されていたが、ペルーのエルニーニョによる影響で、同国での開催が中止となった。新たなルートは9月中旬に主催者から発表される。

 

日野自動車http://www.hino.co.jp/index.html