日野チームスガワラ「ダカール・ラリー2020」クラス11連覇を達成!

2020.1.28

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日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:下義生、以下日野)は、2020年1月5日~17日、サウジアラビアに舞台を移して初開催されたダカール・ラリー2020のトラック部門に、「日野チームスガワラ(代表:菅原照仁氏)」として競技車両2台で参戦した。

1号車の菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組(日野レンジャー/HINO500シリーズ)は、同部門の排気量10リットル未満クラスで優勝し、チーム史上最多となるクラス11連覇を達成。

また、排気量10リットル超の大型トラックが上位を占めるトラック部門総合でも10位を勝ち取り、4年連続でのトップ10入りも成し遂げた。

さらに今大会では、日野自動車が1991年に日本の商用車メーカーとして初めて同ラリーに参戦以来、連続29回完走という偉業も成し遂げている。

◆菅原照仁(1号車ドライバー)
「サウジアラビアで初開催だったが、予想していたよりもコース難易度が低く、中型車で大型車に挑んでいる我々にとってはチャンスが少なかったと感じています。

その中でもしっかり走り切り、総合トップ10入り、クラス連覇も果たせたのでまずは良かった。総合トップ5を目標にしているが、1号車は改良を重ねてきて車両の性能も引き出せているし、トップとのタイム差は去年に比べて約半分に縮まったということで狙い通りのところには来られていると思います。

今回から乗員を1人増やし3人乗車体制にしたが、ナビゲーションの目が増えたことで、ドライバーとしては助かったし、今回タイヤのパンクが3回あったが従来は20分程かかったが、今回は半分ほどで対応できたので、大きなプラス要素になりました。

新開発した2号車は早い段階でトラブルに見舞われてしまったが、その後メカニックたちの頑張りによって、幸いにもステージ9までエクスペリエンス(賞典外)でクルマを走らせることが出来た。車両のデータ収集としても、選手たちの経験値もかなり積むことができたので、今後につなげられることが出来たと思います」

公式サイト
http://www.hino.co.jp/dakar/index.html