インタビュー〜レイブリック
2016.12.28
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インタビュー
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LAND ROVER
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Interview
「レイブリック〜20年間の軌跡」
〜since 1996
ランドローバーの専門店として愛知県長久手市に居を構え、今年20年目を迎えたレイブリック。
「クルマは壊れないのが当たり前」…そんなユーザー意識の根強いこの地でLRオーナーたちの信頼を得てきた同店の魅力を探るべく代表取締役加藤雅俊(かとうまさとし)氏にお話をうかがった。
4×4:地元はもちろん、地方からの受注、問い合わせも多いと聞きました。
加藤社長(以下、敬称略):そうですね、具体的に本日時点を例にとれば…、登録で言うと、名古屋、函館、練馬、千葉、神戸、そして大阪2件と、そんな受注状況ですね。北海道から九州まで広範囲にわたってお客様がいらっしゃいますよ。首都圏や関西にも専門店はありますから、わざわざ私共をご指名いただけるのは本当にありがたいことです。口コミやネット上での評判はやはり(影響が)大きいと思いますし、常にクオリティの高いサービスを心掛けています。
4×4:“クォリティーの高いサービス”とは、具体的にはどのようなことですか?
加藤:例えば北海道や九州のお客様の場合、現実的には、納車後に整備のためちょくちょくお預かりしたり、乗ってきて頂いたりするわけにはいきませんよね。だから、中古車はでき得る限り最良の状態に整備して納車することが必須なんです。まぁ、稀にいらっしゃいますけどね、遠くても整備や車検はレイブリックじゃないと…ということで遠距離を自走で来られて車検整備をお任せ下さるお客様も。ならば、高いクォリティーの整備が必要なのは尚更のことですよね。
そしてもうひとつ、これは、私どもの地元ならではの特性、あるいは文化と言うべきかも知れませんが、地元・名古屋の自動車ユーザーは「クルマはそう簡単には壊れない」って思ってらっしゃる方が圧倒的に多いんです。これは“トヨタの本拠地”という地域性と無関係ではないと思うんですが、とにかく中古車であっても壊れないことを前提にクルマを購入されるので、メンテや整備の質に対する目も非常に厳しいんです。
私共は創業以来、ずっとそんな環境の中でやって来たわけですから、ある意味地元ユーザーさんに鍛えられて技術力もクォリティーも自ずと向上したんだと思ってます。つまり、この名古屋で認められたクォリティーだからこそ、日本全国どこへ持って行っても通用するクルマをお届けできるようになったんだと自負してます。
4×4:そもそも、何故「ランドローバー専門」とされたのでしょう? 創業前からLRに特別な思い入れがおありだったのですか?
加藤:私個人の話をすれば、昔はもう速いクルマ一辺倒のスポーツカー・ファンでしたから、ランドローバーとは無縁だったんです。ところが、後にランドローバーのディーラーに勤務するようになり、ランドローバー、中でもレンジローバーのお客様に接するようになってから徐々に変わっていったんですよ。普通と順番が逆かも知れませんが、クルマより先にオーナーさん達に惚れて、それがきっかけでレンジローバーが好きになっていったという。
レンジローバー・オーナーの皆さんから感じる余裕や気品って、レンジローバーならではのモノ…そんなふうに感じたんですね。ですから、この先、自動車業界で生きていくなら、こんなオーナーさん達と関わっていたい、このオーナーさん達のためのサービスを提供したい、という思いからレイブリックをランドローバー専門店として立ち上げたんです。
4×4:加藤社長ご自身が感じているレンジローバーならではの魅力とは何ですか?
加藤:レンジローバーに乗ると、不思議なんですけど心に余裕のようなものができて、例えば狭い道や交差点で「お先にどうぞ」みたいに気持ち良く道を譲れたり、ごく自然にそれができるんです。つまり、そんな自分にさせてくれる、心を豊かにしてくれるクルマ…そこが私にとってレンジローバーの最大の魅力ですね。
これはクルマに限ったことではないですが、味わいの深い乗りモノって独特の世界観がありますよね? で、当然、そのオーナーもそれに相応しい方が、相応しい乗り方をされている。ハーレーはハーレー乗り、ポルシェはポルシェ乗り…といった風にね。レンジローバーにもそれに相応しい乗り方というのがあると思うんです。今後も、そのための演出のお手伝いができたら嬉しいと常に思っています。
(聞き手:内藤知己/写真:佐久間清人)
株式会社レイブリック
〒480-1142愛知県長久手市蟹原2110
営業時間:10:00~19:00
定休日:毎週水曜日・祝祭日
TEL.0561-61-3930 FAX.0561-61-3931
http://www.laybrick.co.jp/