充実のサイズバリエーション『FARM D10』ホイール
2023.3.29
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カスタマイズド・グラディーエーターの脚もとを彩る!
モーターファームがリリースするホイール「FARM D10」。
アルファベットの “D” が10個あしらわれたユニークな形状は、
伝統的なスポークホイールに “今” を採りいれたデザインとして、高い支持を得ている。
ジムニーサイズからスタートした「FARM D10」は、サイズバリエーションも充実。
デビューから3年以上を経て、ラングラーカスタムサイズまでを網羅することとなった。
モーターファームのモノ創りに流れるDNAとは…
これまで、弊社公式ホープページ並びにYouTube「4x4MAGAZINE」チャンネルを通して、業界関係者とともに多くの情報をお届けさせて頂いた。ジムニーパーツをはじめとする一大サプライヤー「モーターファーム」もまた、弊社公式サイトやYouTubeチャンネルそして誌面において、数多くご登場頂いた一社であることは、読者諸兄の周知とするところだろう。
そんなモーターファーム代表 吉田氏の「ジムニーそして四駆オーナーたちへ向けた動画や記事であるならば、ヨンク乗りらしい遊びや楽しさの伝わるコンテンツとして欲しい」という号令のもと、同社の若き広報マン “よしだ” 君や “ひらら”、そして彼らをまとめる “AKIJI” こと吉岡氏らによる企画と取材は、我々取材班に、いつも驚きと楽しさを提供してくれるものだった。
オフロード初心者講習(コースの難易度は中・上級者だったように思うのだが…)をはじめ、グランピングと料理対決、オフロードサービスタニグチとのコラボ企画として行ったカヤックによるダウンリバー(川下り)etc.は、いずれも広報部メンバー3人が楽しみながら、ジムニーそして四駆の世界観を拡げてくれるものだった。ちなみに、これらの多くは、YouTube「モーターファーム」チャンネル(同社チャンネルへは、下段を参照)にてご覧頂ける。
吉田代表をはじめ3人の広報部スタッフ、そしてこの取材にも助っ人として参加頂いた田中工場長は、皆、モータースポーツに参戦する現役のアスリート。トライアル競技をはじめ、ジムカーナやサーキット…と、それぞれ得意分野はあるものの、モーターファームとして見たときに、参加する競技のジョンルを問わないことにも驚かされる。
そんな彼らがプロデュースするパーツは、実践から得たことがフィードバックされていることは言うまでもない。サスペンション系をはじめマフラーそしてファームロッカー等の駆動系…は、ジムニーの走りを飛躍的に向上させてくれる。一方、エクステリア系のパーツ。たとえば同社がリリースするバンパー群に視点を移せば、対地障害角の向上と機能性、強度、さらに愛車にスマートかつ精悍さを与えてくれる逸品ばかりが顔を並べる。
競技や遊びの中から得た機能性に今を取り入れたオシャレ感の融合が、モーターファームのモノ創りのテーマのひとつであると、私は確信している。そして、ここでご紹介するホイール「FARM D10」もまた、そんな同社のDNAが色濃く流れている。
ユーザーたちの声を受け、サイズラインナップがさらに充実
10本のスポークが、ディスク面でアルファベットの “D” を10個形作っていることがネーミングの由来となった「FARM D10」。
この「FARM D10」は、ディスク部分の外周が立ち上げられ、ホイールの中心に向って傾斜が付けられたコンケイブ形状が特徴。この外周部の盛り上がりは、オフローディング時の障害物へのヒットから、エアーバルブを保護する役割りも担っている。
そんな「FARM D10」も、デビューから3年が経過したのだが、伝統的な四駆用ホイールの意匠ながら、ユニークなそしてちょっぴりシャレの効いたデザインが、多くのユーザーマインドを掴むこととなった。
ジムニーJB64 & JB74シエラ用ホイールとしてリリースされて間もなく、デリカD:5やRAV4、プラド、ラングラー他の純正サイズをラインナップ。そしてユーザーからの高い支持を得て、ラングラーJKやJLそしてグラディエータールビコンといったハードな四駆に向けた、極太のチューナーサイズが加わることとなったのだ。ちなみに、ハイエース用のチューナーサイズも予定していると言う。
モーターファームが造り上げた「FARM D10」は、伝統の中に現代の嗜好性が融合する。本物を求める大人たちこそ、選んで頂きたい。おっと、その前に。ジムニー&シエラオーナーへ耳寄りの情報が届いている。モーターファームから、新たに2種類のホイールが間もなくリリース(下段参照)されるのだ。現役のコンペティターでもある彼らがプロデュースするホイールは、いずれを選んでも、ヨンク乗りの五感を満足させてくれるはずだ!
(文章:水島 仁/写真:佐久間 清人)
カラーは3種をラインナップ
無骨なデザインはリアルオフローダー向けそのものだが、オシャレなシティー派からも高い支持を獲得する。
カラーは、マットブラックとマットブラック/DCリム、そしてマットブラック/DCティントディスクの3色(一部サイズを除く)。
JWL、JWL-T、VIA規格適合。
オリジナルパーツを全身に纏い、オフローディングでの戦闘力をアップさせたJB64改
対地障害角の向上を図った薄型のFARMウレタンバンパー(前後)やバーLED内蔵グリル 2本バーLED etc.で、シャープさと精悍なフォルムを手に入れた同社のデモカーJB64。
FARMロッカー(リア)とFARMエキゾーストシステム “OFF-ROAD LEGALIZE for JB64” を搭載し、駆動力を大幅に向上させた。そして脚もとは、同社の30㎜UPコイルスプリングとロングバンプストッパー(ハード×ハード)他で、コシのある走りを実現している。ホイールはもちろんFARM D10、タイヤはGRANDTREK MT2を装着する。
オフローディングを意識した
硬派なデザインはシティー派にも
アルファベットの “D” が10個並んでいるところから命名された「FARM D10」。コンケイブ(凹面)形状に加え、クロカン時における障害物へのヒットからバルブを守るデザインが採用されている。センターキャップはFARMのロゴ入り。
巨艦 JEEP Gladiator Rubiconの脚もとを支える「FARM D10」
全長が5,600mmのグラディエーターに、Rock KrawlerサスペンションJT 3.0インチ Pro-X Mid Armを、そしてタイヤはBFGoodrich Mud-Terrain T/A KM3 37×12.50R17を装着。さらに、RUGGED RIDGE ARCUSフロントバンパーとRaptor Magnumリアバンパーetc.がつくり出すフォルムは、圧巻のひと言に尽きる。
しかし、そんな大迫力のグラディーエーターの脚もとを支え彩る FARM D10(17×9J 5H 127 ET+1)もまた、その存在を激しく主張している。
トラディショナルな6本スポーク「DiRT PROP」
四駆オーナーたちにとって、もっとも馴染み深いスポークタイプの「DiRT PROP(ダートプロップ)」。一方で、そのスポーク形状とリム周りのデザインには、現代の風が流れている。カラーは、マットブラックとマットブロンズ、マットガンメタリックの3色をラインナップする。
もうひとつのホイール「X-BURNER」
モーターファームではさらに、ディッシュタイプの「X-BURNER(クロス バーナー)」のリリースも予定している。こちらも、ジムニーそしてシエラ用からのラインナップだ。カラーは、マットブラックとマットガンメタリックの2色となっている。
モーターファームでは、ここでご紹介した「FARM D10」をはじめ、「SONORAN」や「FARM J-TRAD」「FARM J-REVOLUTION」等のホイールをラインナップする。発売予定の2種が加わった充実の布陣は、あなたのカスタムプランを叶えてくれるはずだ。ぜひ同社のHPを訪れて欲しい。
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