【イベントレポート】4駆祭り2019 〜宮城トヨタ

2019.6.24

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    • トヨタ

◆主催:宮城トヨタグループ
◆開催場所:スポールランドSUGOモトクロスコース(宮城県)
◆開催日:2019年5月26日(日)
◆レポート:水島 仁

 

恒例の「4駆祭り」に、約400台1000名以上が参加!

都内から北上すること300km。途中福島県では頂上に残雪が残る磐梯山を左手に臨み、会場となったスポーツランドSUGOからは、これまた残雪を戴く蔵王連山を遠くに眺めながら、清々しい陽気の中での取材と思っていたのだが…。
 
とにかく暑い。涼しかった都内から参加した私は長袖で、イベントに参加する地元の方たちはほとんどが半袖。数百メートル離れた駐車場からイベント会場までの道のりで、すっかり汗だくになってしまった。
 
初夏を思わせる天候も手伝い、イベントの来場者は1000名を超えた。これは、宮城トヨタ毎年の恒例行事とはいえ、過去最高だったという。
 
この「4駆祭り」は、四駆パーツメーカーからも幾度となく耳にしていたイベントだった。それゆえ一度は訪れてみたいと思っていた。そしてこの日、念願の初参加となったのだが、午前/午後にそれぞれ約3時間ほどのオフロード試乗&走行会に、額に汗を浮かべながら順番が訪れることを心待ちしている来場者たちの姿には、正直驚いた。
 
愛車の四駆で走るもよし、宮城トヨタスタッフに同乗してもらい、試乗するも助手席で体験走行するもよし、そしてプロドライバーによる同乗体験もよし。「オフロード走行」を体験するイベントメニューに長蛇の列をなしていた。そして自分に順番が訪れた時の嬉しさがにじみ出た表情が、とても印象的だった。
 
主催する宮城トヨタ斎氏曰く「プリウスのオーナーでも、アルファードのお客さんでも誰でも良いのです。悪路を走る四駆の走破力を体感して頂ければ。それぞれのクルマが持つ個性を、そして楽しさを感じ取って頂けたら、私たちはそれだけで満足なんです」。
 
砂塵を豪快に巻き上げる試乗車たち。それはいずれもこの日のためにおろされた新車ばかり。そしてイベント会場至る所に、汗とホコリにまみれる宮城トヨタスタッフの姿があった。
 
もしも、私が宮城トヨタからクルマを購入したオーナーであったなら、クルマの素晴らしさを感じさせてくれるイベントを企画してくれた同社を誇らしく思うことだろう。そして今秋、これもまた宮城トヨタ恒例のイベントが、今度はスポーツランドSUGOサーキットで行なわれる。

 

このイベントの目玉コンテンツ「プロドライバー同乗体験」では、三橋選手、寺田選手そして能戸選手を招いて行なわれた。彼らが操るランクル200やFJクルーザー、ハイラックスが特設コースを豪快に走る姿を幾度見たことか!

 

イベント会場広場では、横浜ゴムや日本ミシュランタイヤといったタイヤメーカーのブースをはじめ、JAOSやリミテッドチトセ、遠くは4×4エンジニアリングサービス(岐阜県)が出展。カスタマイズの相談が行なわれていた。

 

こちらは自身の愛車で特設コースを走る「フリー走行」の様子。ランクル、ランクル、FJクルーザー、ランクル…と重量級の四駆が走り回っていた。ご覧の通り、購入間もないはずのプラドやハイラックスの参加も多数。これには驚いた。

 

「キッズバイク」や「ランニングバイク」「ラジコン」といった子供向けのメニューも盛り沢山。強い陽射しの中、顔を真っ赤にしながら遊んでいた。なるほど、これなら家族連れが多いのも頷ける。

 

宮城トヨタスタッフを隣に乗せて走行もしくは同乗体験が出来る「試乗・同乗体験」は、プロドライバー同乗体験に並ぶ人気ぶり。そして試乗車となる四駆車はほとんどがナントおろしたて。新車の香りが漂うクルマでのオフロード試乗は、実に羨ましい…。

 

広大なイベント会場では、各要所に宮城トヨタグループのスタッフを配置。至る所に「MTG」という文字を目にした。それもそのはず、宮城トヨタグループの各拠点から数名ずつを派遣してもらい、総勢100名以上でイベントの運営に当たったのだという。さすがだ!

 

宮城トヨタ公式ホームページ

https://www.miyagi-toyota.co.jp/