【4x4MAGAZINE 44周年企画】アナタだけのコンプリートカーを創る! 〜イメージオン

2021.12.12

    • カスタムカー
    • スズキ

選べるコンプリートカー+エクステリア=∞(無限大)

「選べるジムニー新車コンプリート」を謳うイメージオン。
同社オリジナルサスペンションをはじめ、タイヤ&ホイール、マフラーを基本パッケージ(一部オプションあり)に設定、ここまでで実に1,500以上もの組み合わせが可能となる。
これは、イメージオン代表 戸松氏の「新車コンプリートは、どうしても同じような仕様になりがちなんです。でもカスタマイズを行うのだから、オリジナリティーのある一台にしたいんです」という強い思いが、実現させたもの。さらに、前後バンパーやグリル等、オーナーが気になっているエクステリアパーツの装着も行っているという…。
まるでオーダーメイド、と呼びたくなる同社の新車コンプリートをご紹介しよう。

 

 

ジムニーカスタムのお手本と呼ぶに相応しいJB64、そしてワイルド感溢れるJB74
オーナーの思いを優先するイメージオンの新車コンプリートは、走りの欲求をも刺激する!

取材や営業の目的で、イメージオンにはこれまで幾度となくお伺いをさせていただいた。そんな私が、新車のジムニーを複数台収容するいつも通りのピットを眺めていると、市販の前後バンパーを装着した登録前のジムニーJB64が目に飛び込んできた。ジムニーがJB64やJB74になってからは、バンパーやグリル系はノーマルが多かったはずなのだが…。
 
このことが気になり問うてみると、「イメージオンの新車コンプリートは、脚まわりをはじめタイヤやホイール、そしてマフラーはあらかじめ用意させていただいたパーツの中から、お客様に選んでいただきます。それ以外の設定のないパーツ、例えばバンパーやグリル…といったエクステリアパーツ等は、お客様に希望があればお聞きするようにしています」と代表の戸松氏。同社が提案する新車コンプリートカーは、カスタムを行うことも可能、ということになる。
 
このことは、長きにわたりジムニー専門店を営んできた戸松代表の、新車コンプリートに対する考え方を象徴している。
 
「納車時から、カスタムされた新車のジムニーを手にすることのできる新車コンプリートは、お客様にとって、価格面でも大きなメリットが生まれます。ただ、装着するパーツは、お店側であらかじめ用意されているため、どうしても一律のフォルムになりがちなんです。もし、たまたま入ったショッピングセンターの駐車場で、似通ったジムニー同士が並ぶことになったら、納車の喜びは半減してしまいますよね。こんな思いをさせたくないから、『選べるコンプリート=セミオーダーシステム』という方式をつくり上げたんです」。
 
多くの新車コンプリートを手がけてきた戸松氏は、さらに言葉を続ける。
 
「当社では、エクステリア系等のオリジナルパーツの製作はあえて最小限に留めています。それゆえ、市販のエクステリアパーツを着けたいということであれば、できる限りお話を聞かせてもらっています」。
 
しかし、“コンプリートカーをプロデュース” することに人一倍強いコダワリを持つ戸松氏は、本当にこれだけなのだろうか!?
 
「お客様がイメージする姿に近づけていくことが、私たち専門店の役割です。ただパーツ雑誌やWEBカタログからのパーツ選択は、一つひとつのパーツ(単体)だけを見ることだけに陥りがちなんです。もし気に入ったパーツだけを装着したら、統一感や主義主張の感じられないクルマになってしまうことだって…。そうならないよう、お客様がイメージしていることを大局から捉えるようにしています。そして、大人に相応しい上品なジムニーとなるよう心掛けているんです」。
 
イメージオンが提案する新車コンプリートの、基本パッケージにラインナップするパーツを装着したデモカーを駆っていると、いつもながら気分が高揚する。すれ違うドライバーからの好意的な視線には、どことなく優越感を覚えてしまう。そしてタイトなコーナーや林道を走っていると、もっと走らせたいという衝動に駆られてしまう。これまで幾度となく、イメージオンのデモカーを操っているにも関わらず、だ。
 
「自分だけのジムニーで、日常にワクワク感を」。そんなジムニーライフこそ、イメージオンがプロデュースしてくれるはずだ!
(文章:水島 仁/写真:佐久間 清人)

 

Jimny JB64新車コンプリート「Light」パッケージ:¥1,944,800(消費税込み)〜

イメージオンの新車コンプリートは、車高による違いから、JB64/74ともに2種類となる。
「Light」パッケージは、車高が約1.5インチアップとなる仕様。装着されるパーツ(基本パッケージ)は、パーフェクションコイル-Lightキット(1.5) をはじめ、タイヤ(全4種)、アルミホイールは(全19種)、マフラー(全4種)、そしてドライブレコーダーの構成となる。
 

Jimny JB64新車コンプリート「3.0+」パッケージ:¥1,999,800(消費税込み)〜

リフトアップ量が約1.5インチの「Light」パッケージに対し、こちらは3インチ+α車高がアップするため、オフロード派からも支持を得ている。装着されるパーツ(基本パッケージ)は、パーフェクションコイルキット(3.0+)の他は、上記「Light」パッケージの構成内容と同様にて、あらかじめラインナップされたパーツの中からの選択となる。
※いずれも上記価格は、XG 5Fにて。グレードやタイプにより車両本体価格が異なります。

 

脚まわりは、リフトアップ量が異なるふたつのサスペンションからの選択

イメージオンがプロデュースするジムニーJB64 & JB74新車コンプリートカーの脚まわりは、同社オリジナルとなる車高の異なる二種類のサスペンションからの選択となる。
街乗りをメインに、チョッピリ車高を上げたいというオーナーには、約1.5インチアップとなる「パーフェクションコイル-Lightキット(1.5)」がオススメだ。一方、オフローディングも楽しみたいというリフトアップ派は、3インチプラスαのリフトアップ量となる「パーフェクションコイルキット(3.0+)」を選択したい。いずれのサスペンションを選んでも、コシのある走りが日常走行に安定性を、そして荒れた道では高い走破性が得られるはず。ジムニーライフを拡げたいというユーザーには、自信を持っておススメする。

 

選択肢の多い「タイヤ&ホイール」

このJB64には、TOYOオープンカントリーM/T(オプション)とマッドヴァンス05が装着されているが、タイヤとホイールの選択肢は実に多い。タイヤは2種類のオプションを含む全6種から、そしてホイールはカラーバリエーションを入れると、ナント19種からの選択となる。アナタの嗜好にかなった脚もとにすることが出来るはずだ。

 

マフラーはオプション含む7種から

マフラーは、基本パッケージが4種、オプションが3種類用意されている。シングル出しからW出し仕様、そしてチタンカラーetc.お好みの音質や形状から吟味したい。ちなみに、写真のマフラーはオプションとなる「柿本ClassKR(63,800円高)」。

 

ワイドバイザー:17,600円

ジムニーJB64/74共用となるバイザーは、イメージオンのオリジナル品。厚過ぎず、それでいて雨を凌げるノーマル然としたデザインに、同社のセンスの高さが感じられる。うっすらと同社のロゴも刻印されている。

 

Jimny JB74シエラ新車コンプリート「Light」パッケージ:¥2,252,800(消費税込み)〜

オーバーフェンダーのあるJB74ゆえ、ワイドタイヤとなり迫力のある仕上がりとなっている。
「Light」パッケージは、パーフェクションコイル-Lightキット(1.5) をはじめ、タイヤ(全6種)、アルミホイールは(全15種)、マフラー(全3種)とドライブレコーダーの構成。
 

Jimny JB74シエラ新車コンプリート「3.0+」パッケージ:¥2,307,800(消費税込み)〜

装着されるパーツ(基本パッケージ)は、パーフェクションコイルキット(3.0+)の他は、上記「Light」パッケージの構成内容とこちらも同様にて、あらかじめラインナップされたパーツの中からの選択となる。素性の良さにさらに磨きがかかっている。
※いずれも上記価格は、JL 5Fにて。グレードやタイプにより車両本体価格が異なります。

 

いずれの仕様も、走ることに対する欲求を刺激してくれる!

JB64 & JB74に設定されているいずれのパッケージを選んでも、「もっと走らせたい」という思いが芽生えるに違いない。それは、イメージオンのコンプリートカーの完成度が高いからだ。
同社には定期的に取材をさせて頂いているが、イメージオンのデモカーへ乗り込むたびに、ワクワク感を覚えてしまう。そう、操ることが楽しいのだ。

 

つい目移りしてしまう…

ジムニーJB74シエラ用に用意された「タイヤ&ホイール」もまた、選択肢が広い。JB64ではオプション設定のあったタイヤは、すべて基本パッケージとなる全6種。そしてホイールは全15種類からの選択となる。ちなみに装着しているタイヤはオープンカントリーM/T(225/75R16)、ホイールはRAYS FDX-J。

 

JB74用マフラーは全6種から

(左写真の)左右W出し、エンド部がチタンカラー仕様となるマフラーは、オプション設定となる「Greddyクロスエキゾースト(77,000円高)」。JB74用マフラーは、オプション3種を含む全6種からの選択となる。

 

オーナーお好みのエクステリアパーツもOK!

ジムニーSJ10の顔を思い起こさせるフロントグリルは、DAMDがリリースしている「Roots」(写真左)。そして、シフォンアイボリーメタリックのジムニーは、フロント&リアバンパーにDAMD「Little B」を装着(写真右)する。
「タイヤ&ホイール」をはじめ「サスペンション」「マフラー」は、オプションを含む基本パッケージからの選択となるが、ユーザーの要望があれば、グリルや前後バンパーといったエクステリア系のパーツは、お好みのパーツを装着することも可能だ。デザインや使用用途…、イメージオンとしっかりディスカッションして頂きたい。
 

イメージオン公式サイト

https://www.imageon.jp/