2台一組で勝負!4x4BEG開催

2016.4.5

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SSセクション

2015年度シリーズ戦は「ベテランvs若者 」

ハーミットが主催するイベントを15年以上取材させて頂いているが、ここ「笛太郎ファーム」は思い出深い開催地のひとつだ。カメラを片手にコースへ入ると 「ビギナーズトライアングル(3台が一組となって競技)」を始めた頃の記憶が蘇ってくる。あの頃、表彰台を競っていたクラブ員たちは白髪も混じり始めてい たが、まだまだ健在! と言わんばかりに、若者たちと「4x4BEG」での戦いを楽しんでいた。

 

「4×4 Both Enjoys Game」の頭文字からネーミングされた「4x4BEG」は、2台(2名)の四輪駆動車がひとつのチームとなり、総合的なオフロード技術を競い合う競技。 予め設置されたマーカーを踏むことでボーナスポイントが加算される「マーカーセクション」と、2台の合計タイムを競う「SSセクション」、そして2台が協 力して不整地を駆け抜ける「ゲートセクション」の3セクションで争われる。

 

2015年シリーズ最終戦には、県内をはじめ岡山県や福岡県から14チームが参戦。泥濘のコンディションの中、選手達はコースに挑んだ。

 

ひとつでも上の順位を狙おうと果敢にアタックする選手達。そんな選手達へ、ライバルやギャラリーから熱い視線が注がれるのだが、歓声に混じり時折笑いが起 こる。15年来変わらぬ光景だ。真剣な眼差しと柔和な目。静寂と歓喜。選手とギャラリーの一体感が、ハーミットのイベント競技の真骨頂と言える。

 

「ビギナーズトライアングル」から「トライアングル」本戦参戦、そして「4x4BEG」へ。ハーミットとともに競技を盛り上げて来た選手達が、20代の若い選手達に胸をかすが如く、競技が進んで行ったことが印象に残った。

 

「今日は盛り上げ役かな!?」と語るベテラン選手達。そんな先輩達に見守られ、若い選手達が泥濘の笛太郎を駆ける。若者の台頭を心より歓迎したい。

 

予め設置されたマーカーを左のタイヤで踏むとポイントが加算される"マーカーセクション"。2台一組のチーム力が問われるセクションだ。

予め設置されたマーカーを左のタイヤで踏むとポイントが加算される”マーカーセクション”。2台一組のチーム力が問われるセクションだ。

 

表彰

「シリーズ最終戦上位入賞おめでとうございます!」(写真:上段) 2015年のシリーズ戦を制したチーム「アソビスギ」(写真:下段左) シリーズ戦副賞の分配方法はなんとじゃんけん! だった。(写真:下段右)

 

チーム「岡山」として参戦。ハイラックスには「CRUSHERS」のロゴが。4x4BEGの起源ともなった「トライアングル」競技を築いてきたメンバーだ。まさにレジェンド!

チーム「岡山」として参戦。ハイラックスには「CRUSHERS」のロゴが。4x4BEGの起源ともなった「トライアングル」競技を築いてきたメンバーだ。まさにレジェンド!

 

2014年度のシリーズ戦では感じなかったが、2015年のシリーズ戦では若者達の活躍が多く見受けられた。ベテラン組とともに順位を競った。これだけ若者の割合が多いのは、全国的にも珍しい。

2014年度のシリーズ戦では感じなかったが、2015年のシリーズ戦では若者達の活躍が多く見受けられた。ベテラン組とともに順位を競った。これだけ若者の割合が多いのは、全国的にも珍しい。

 

社長ハーミット秋森社長
今年も無事シリーズ戦が終了致しましたことを、大変誇りに思っております。来年もまた、ここ山口でお会い致しましょう!