Rubber Sole「GEOLANDAR CV G058」

2020.3.19

    • タイヤ
    • トヨタ


快適なロングドライブを約束
クロスオーバーSUVに向けた “グランドツーリングタイヤ”

ジオランダーシリーズ初の “ブルーアースタイヤ” として
低燃費指向のユーザーから人気を集めた「ジオランダーSUV」が、後継モデルにバトンタッチ!
新たに「ジオランダーCV G058」として、WET性能、乗り心地を大きく向上して登場だ。

 

ターゲットはスモールからミドルサイズの
行動派クロスオーバーSUV

4×4 & SUVタイヤのスペシャリスト、ヨコハマ「ジオランダー」シリーズには、マッドテレーンやオールテレーンをはじめ、多彩な仕様のタイヤがラインアップされているが、とりわけロングツーリング指向、低燃費指向のユーザーに愛されていたのが「ジオランダーSUV」だ。小~中型SUV向けに、ヨコハマの環境技術 “ブルーアース” を盛り込んだキャラクター。アグレッシブなオフロードイメージの強いジオランダーの、また違った一面を見せてくれていた。
 
そんなジオランダーSUVを、さらに進化させたモデルが登場した。「ジオランダーCV G058」だ。もちろん「SUV」最大の特徴だったブルーアースコンセプトは踏襲。さらに新技術として “新ブレンドポリマー”、“サイプベースパターン”、“4コンビネーショングルーブ”、そして“2-3Dコンビネーションサイプ” などを採用することで、ロードノイズやパターンノイズを大幅に低減。さらにウェット性能を大きく向上することに成功している。ヨコハマではこのタイヤをグランドツーリングタイヤと位置づけているが、まさにそのポジショニングに相応しい乗り心地とパフォーマンスを身につけている、といっていいだろう。
 
また「ジオランダー」を名乗る限り、こだわったのがM+S(マッド&スノー)規格。ダート路や浅雪での性能確保は、4WD & SUVタイヤとしてのアドバンテージ。郊外まで遠出する、気温や気候、様々な路面への対応力、そして耐摩耗性にも配慮したスペックは、SUVをアクティブに乗りこなしたい行動派のユーザーに、大きな安心を届けられるはずだ。
 
さて、ではその実力とは? 今回は「ジャオス」によってカスタムされたRAV4に225/65R17 102Hサイズを装着し、実走を試みた。驚かされるのは、その静粛性の高さだ。燃費性能については先代の「ジオランダーSUV」とほぼ同等とのことだが、滑らかな乗り心地、そしてロードノイズの少なさに、明らかな進化がうかがえる。ジャオスの乗り心地重視のサスペンション “ハーモフレック” との相性も上々だ。
 
さらにワインディングでも、それなりにスポーティーに走れる、ということも確認できた。グリップレベルがとても高く、ここでも安心感が高くなっているのを感じる。これならロングツーリングは楽だし、出かけた先の天候変化があっても、このタイヤにまかせていい!
(文章:高坂義信/写真:山岡和正)

 

乗り心地やロードノイズの少なさなど、コンフォート性は「ジオランダーSUV」と比べても大きく向上。のみならず、驚かされたのは、ワインディングなどでもそこそこスポーティーに走ってくれてしまうこと。サイドウォールは柔らかめかもしれないが、トレッドがしっかり踏ん張って高いグリップを生み出している。
そして何より驚かされたのは、静粛性の高さ。長距離移動の疲れを低減してくれるこの性能が “グランドツーリングタイヤ” と名乗るポイントだろう。今回は試せなかったが、WET性能もメーカーのデータでは、先代「ジオランダーSUV」より12%向上しているという。

 

静粛性・耐摩耗性に優れた専用パターン

ヨコハマの新技術をフルスペックで搭載。シリカ高配合ブレンドポリマーはドライ、ウェット、スノー性能の確保と、耐摩耗性向上や転がり抵抗の低減を実現。さらに2-3Dコンビネーションサイプ、4コンビネーショングルーブ、サイプベースパターン、5ピッチバリエーションなどの相乗効果で、各種性能とパターンノイズの低減を両立する。また新開発のマウンド・プロファイルも耐摩耗性能向上のポイント。

 

今回はRAV4に225/65R17を装着。同じジオランダーの似たキャラクターに「ジオランダーX-CV G057」があるが、そちらは中~大型のハイパフォーマンスSUVがターゲット。こちらはミドルレンジを担当。

 

 

GEOLANDAR 公式サイト

https://www.y-yokohama.com/brand/tire/geolandar/