TANIGUCHI「オフロードリアバンパー」デビュー!!

2024.11.2

    • パーツ
    • スズキ

機能性をさらに進化させ
往年の「オフロードリアバンパーfor JA11」をJB64/74にインストール!!

これまで3種だったリアバンパーに、「オフロードリアバンパー」が仲間入り
一方のフロントバンパーは「ウインチバンパー」を含め計6タイプをラインナップする。
ハードな走行に耐え得る十分な強度と使い勝手の良さ、そして一体感を生むトータルデザイン…
これらを具現化させた、TANIGUCHIのバンパー2種をご紹介しよう。

TANIGUCHI往年のJA11用オフロードリアバンパーは、
さまざまなトピックを盛り込み、JB64/74用にアップグレードして登場!!

記事を執筆するにあたり、紹介する製品の特徴を記したノートをめくっていた。同社とは定期的に取材をさせて頂いているため、ついでとばかりに、ここ数ヶ月間のメモも、目で追ってみた。すると、一年、一昨年前と比べて、メモ書きしたページが、明らかに最近の方が多くなっていることに気付かされた。そう、製品紹介に盛り込むべきトピックが、多くなっているのだ。
 
今回ご紹介するスチール製バンパーもまた、ここ最近のタニグチの製品開発を象徴するような、多くのテーマが盛り込まれた贅沢な仕上がりとなっている。
 
先ずは、製品化が秒読み段階となった「オフロードリアバンパー」の紹介から。
 
スチール製バンパーが謳歌していたリーフ・ジムニーの時代に、一際人気の高かったTANIGUCHI「JA11用オフロードリアバンパー」。そのデザインを継承し、JB64/74用「オフロードリアバンパー」は、さらなる利便性が加えられた。
 
「オフロードリアバンパー」の上端に枠を設け、小型のテールランプに変更したことで、スッキリとした印象を与えている。さらに、この“上部設置”は、オフローディングで時として起こってしまう障害物のヒットから、テールレンズをガードする役目を担う。さらに、先日弊社YouTubeチャンネルでご紹介したTANIGUCHI「パーキングセンサー移設カバー」を装着するためのステーを標準装備とし、4型ジムニー&シエラにも対応している。
 
ところで、JB64/74をキャンプやアウトドアアクティビティーの道具を運ぶトランポとして使用するアクティブ派は、乏しい積載能力を補うべく、屋根にキャリアやルーフボックスを搭載することも。そんな使われ方にも対応すべく、「オフロードリアバンパー」には、大人が乗っても十分に耐え得る強度が与えられている。なお、足を掛けることでバンパーにキズが付くことを気にされる方には、キズ防止用のステッカー(オプション)が用意されているので、ご安心を!
 
現在、タニグチではこのオフロードリアバンパーをベースにした「ヒッチ付きリアバンパー(仮称)」を開発中なんだとか。その詳細もまた、4x4MAGAZINEのYouTubeチャンネルや公式サイトでお届けしよう。

 

リアルオフローダー、そしてアクティブなアウトドア派へ
十分な強度と利便性、そして小さな部品にまで注がれたタニグチの開発魂

TANIGUCHI製フロントバンパーの六男坊(FRP製を含む)として誕生したJB64/74用「ウインチバンパー」。このスチール製バンパーにも、数多くのトピックが盛り込まれている。
 
フレームに差し込んで固定する「ウインチバンパー」は、十分な強度を誇るうえ、取り付けは、他のスチール製バンパー同様、穴開け加工ナシ! というところが嬉しい。また、ウインチを受けるマウント部は、3本のリブを走らせることで、ここでも十分な強度を確保した。ちなみに、ナンバープレートを跳ね上げることなく(装着状態で)、ウインチングができるよう設計されている。さらに、フォグランプステーを標準装備としたことで、純正フォグランプや市販されているフォグランプの装着が可能(装着の際は、市販のフォグランプアダプターが必要)だ。
 
ここまでは外観にスポットを充て、ご紹介してきたが、タニグチのコダワリは、小さなボルトにまで及ぶ。
 
サスペンションでリフトアップしたジムニーJB64やJB74シエラは、そのタイヤハウスの形状から、けっこうなサイズのタイヤまでの装着を可能としている。ゆえに、例えばオフローディングで遭遇する下からの突き上げ時にステアリングを切ってしまうと、フェンダー内でタイヤがフレームに干渉してしまうことも。
 
「ウインチバンパー」は十分な強度を得るため、装着は、ステーをフレームに差し込んでボルト締めとした。このため、タイヤとボルトが干渉し、タイヤを傷つけるような事態を危惧したタニグチは、角のない“丸形”のボルトを採用した。
 
「ウインチバンパー」は、十分な強度を誇るとともに、ウインチを必要としているユーザーの利便性を考慮しながら、ジムニーやシエラに漢らしいハードな印象を与えてくれた。林道やオフロードコースを駆け巡るリアルオフローダーはもちろん、アウトドアライフを送るための道具のひとつとしてジムニーやシエラを使う、アクティブ派こそ相応しい。
 
しかし、「オフロードリアバンパー」や「ウインチバンパー」のユーザー像は、それだけではないはずだ! これら本物のパーツを使いこなせる新たな自分と出会ってみたい…。自己変革に励もうとする背中をそっと押してくれる、そんな魅力がたっぷり詰まっている!!
(文章:水島 仁/写真:浅田トモシゲ)

 

 

テールランプはバンパー上部に

純正テールランプが小型のテールランプとなり、リアビューにスッキリした印象が与えられた。さらに、このテールランプはバンパー上部に取り付ける設計を採用した。これは、オフローディング時のヒットから、テールレンズをプロテクトするため。ここにもタニグチのコダワリが!

 

リアエプロンで目隠しを!

ボリューミーな純正リアバンパーに対し、圧倒的に薄くなったオフロードリアバンパーを装着すると、これまで隠れていたボディーが露出してしまう。そこで、バックドア下部を隠す化粧パネルも合わせて装着したい。

JB64用:¥39,600(税込)
JB74用:¥44,000(税込)

 

大人が乗っても大丈夫!

TANIGUCHI「ダブルリアバンパー」で好評を博した“頑強”さを踏襲する「オフロードリアバンパー」もまた、大人が乗っても十分に耐え得る強度が与えられている。オプションで、バンパーへのキズを抑止するための専用ステッカーもリリースされている。気になる方は、要チェックだ!

 

十二分な強度を持つ「ウインチバンパー」は、WARN VRX45/AXON55が搭載可能!

これまでのタニグチ・スチール製バンパー同様、フレームの穴開け加工が不要なボルトオン装着。6mm厚のウインチベッドとマウント部には3本のリブを走らせた設計を施すなど、強度に対する頑なまでの姿勢が伝わってくる。ウインチを使用する際は、ナンバープレートを跳ね上げることなく使用が可能(※)だ。ウインチ搭載には専用のスキッドプレートが必須となる。
また、バンパー部が薄くなったことで剥き出しとなってしまったボディーが気になる方は、TANIGUCHIロゴ入り「フロントエプロン」も、合わせて装着したい。
※ウィンチを撮影するため、ナンバープレートは外しております。

ウインチバンパー:¥73,700(税込)
専用スキッドプレート:¥66,000(税込)
フロントエプロン(ブラック/シルバー):各¥31,900(税込)
けん引フック スチール赤:¥3,520/片側(税込)、ステンレス:¥5,940/片側(税込)

 

大径タイヤ装着車に配慮

タイヤハウスの形状から、大径タイヤが収まりやすいジムニーJB64 & JB74シエラ。しかし、タイヤサイズによっては路面からの衝撃を受けたとき、バンパーステーに干渉してしまうことも。そこでタニグチでは、角のない丸いボルトを採用した。これならオフローダーも気兼ねなく攻めて行ける!
 

フォグランプ装着に対応

このウインチバンパーには、あらかじめフォグランプ用のステーが取り付けられている。純正のみならず市販されているフォグランプを装着する場合には、フォグランプアダプターやダイス製フォグランプカバー(写真)を購入した上で、お好みのフォグランプを取り付けて頂きたい。

 

美しさへの追求は、ここにも!

同時装着が推奨される「フロントエプロン」のコーナーエンド(最端)をご覧頂きたい。このデモカーにはフェンダーカバーが装着されているため、若干のズレが生じてしまっているが、最端部に折り目を付けながら、純正フェンダーから流れるようにデザインされている。純生然とした仕上がりだ。

 

オフロードサービスタニグチ
代表:谷口 武さん

タニグチのバンパーは、強い衝撃にも耐え得る十分な強度を持たせています。そして、多岐にわたる機能性と美しいフォルムが融合するよう開発しています。今回は、オフロードリアバンパーをご案内しましたが、現在、ヒッチ付リアバンパーの製品化を進めています。コチラもご期待下さい!

オフロードサービスタニグチ 公式サイト

https://www.ors-taniguchi.co.jp